蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




大人になるって難しい…
2002年12月22日(日)
後輩に、
「なび太さん、大学生だった頃より若返りました?」
と言われました。
その場は、
「いやぁ、中身はどんどん老いてくだけよ」
などと適当に濁しておきましたが、
ぶっちゃけた話、
ちょっと嬉しかったです
こんばんわ なび太です。

しかし、
こういうことが嬉しいというのは、
考えてみれば、
いよいよ心底「老け」を自覚し始めたということでもあり、
なかなか複雑な心境でもあります…。

さて、
なんでこんなことを後輩に言われる機会があったかというと、
今日は大学時代に参加していたサークルの、
定期演奏会があったんです。
久方振りに同期の連中や先輩・後輩の顔が見たかったので、
卒業から4期も経ったというのに、
のこのこお邪魔してきました。
久しぶりに聴くマンドリンの音色もさることながら、
やはり普段会えなかった人々に会うというのは、
なかなかに良いものでした。

しかし、
こういうことが良いと感じるというのも、
考えてみれば、
いよいよ心底「老け」を自覚し始めたということで…
げ、げふげふっ…

え、えーとですね、
演奏会終了後には毎回レセプションがありまして。
そこでOB・OG及び顧問の先生や、
演奏会のお手伝いを頂いた方々を、
現役諸君がもてなす場が設けられるんですよ。
今回は僕、車で行ったんで、
もちろんアルコールは一切口に出来ませんがね。
フ。(ニヒルに笑ってみる)
しかしながら、
替わりというか、
やけくそというか、
とにかく烏龍茶やらジュースやら飲みまくったのが、
後からレバーパンチのごとく効いてくるわけで…。

帰りに同期と後輩、3人の女性を駅まで送り、
駅のロータリーで降ろした後から、
どうも下腹部近辺から危険信号が発せられまして。
まぁこの頃は余裕がまだあったんで、
町田から逗子までの1時間くらいだったら、
どーにかなるでしょー、
と気楽に構えてたんですなぁ。

しかーし、よくよく考えてみれば、
この後、横浜横須賀道路に乗っちゃうと、
高速降りるまで休憩所は愚か、
仮設トイレすらナッシングじゃありませぬか。
真のコーションサインが発令された頃には、
時既に遅し!
こんな時に限って渋滞など一切なく、
ワタクシの思惑なんぞとは無関係に、
車の流れは実にスムーズに高速道路に乗っておりました…。

頑張れ、俺!
頑張れ、膀胱さん!
ここで意地を見せねば、
即「モラシオン」の称号を押戴くこととなる。
うなれ、トヨタ3S−GEエンジンよ!
今こそ、真の力を見せつける時ぞぉ、
タァァァァァァァァッ!!!

爆走。
己の自尊心をかけて。








こうやって
日記を書いているということは
どうにか
ワタクシの
人としての尊厳は
死守されたということですが
こんなことをやっている間は
ワタクシ
まだまだ「老け」など
言うに及ばないなぁ…と…。

最悪なオチ…。




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