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克己 - 2005年01月20日(木)




眠って3時間で目が覚めた。
いやな夢を見た。じっとりと寝汗をかいて。


これほど不安にさいなまれるのは久しぶりだ。
でも、もう不安から逃げるのはごめんだ。
もうそんな経験は必要ない。3年4年も学校から逃げて、誰よりも深く経験に刻み込んだはずだ。


『避ける』ことはいい。誰にだってできることとできないことがあるから。
だが、『逃げる』ことは違う。
目をそむけたところで何も変わりはしない。
いや、変わる。壁はますます高く、自分を取り囲むように成長する。逆境を加速するだけだ。



マイナススタートの上にマイナスを重ねる結果になろうとも、俺にはできることがひとつしかない。


プラスにプラスを重ねてより大きな数字をたたき出す他に、何もない。



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さいな・む

【▼苛む/▼嘖む】(動マ五[四])

〔「さきなむ」の転〕

(1)苦しめる。いじめる。
「後悔の念に―・まれる」「せめ―・む」「切り―・む」

(2)きびしくとがめる。また、しかる。
「馬の命婦をも―・みて/枕草子」



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