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コギト・エルゴ・スム - 2004年05月18日(火) 第3者の視点では問題がないように見えていても、自分のことだから問題がどこにあるのかはもうすでに知っている。 現在、僕にはたった一つの欠点があり、それがまるで色眼鏡のようにすべての色を変えてしまう。 >>> スーパーに行ったときに、掲示してある「お客様カード」をときどき見る。 ほほえましい内容のものがほとんどだけど、たまに見てて腹が立つものも。 「○○売場の店員の対応が悪い。」 「こっちは客なのだから店員としての客への対応を考えてほしい。」 …。 対応が良くなかったというのは書いてしかるべきな内容だと思うけど。 「私は客だからイヤな顔ひとつせずに相手をするのが当たり前だ」って言うのはどうか。お互い持ちつ持たれつの関係なのになんで客の方が偉いんだ、その辺の感覚は理解したくない。 いや、社内で「お客様は神様です」みたいな接客ポリシーを持つことに反対しているわけじゃない。よく見るこういう内容のお客様カードにしても、悪いのは店員、もしくは社員教育の不徹底だと思うし。 だからって、(繰り返すけど)何で客の方が偉いなんて、客が堂々と宣言できるのか。 >>> 立場を超えて共通の理念なんて、あると思わない方がいい。それぞれの立場でそれぞれいろいろ考えてしまうのが人間だから。 立場的な事情でへりくだることはあっても、人間対人間の関係は1対1以外にはありえない。 まず自分自身を意識しろ。「自分」というものは他の誰でもなく自分自身たったひとりしかいないのに、自分の気持ちがどういったものか意識せずに人に要求するな。 自分の気持ちがどういうものかを意識せず、言葉の揚げ足ばかりをとるように世の中が動いている。 「我思う、故に我あり」という言葉がある。一度調べてみたらどうだ。 ...
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