2005年09月14日(水) |
DAS PHANTOM DER OPER |
21:30に眠ったら、23:30に目が覚めたので、 DVD鑑賞。
まずは、初見の感想。箇条書き。
・余計なセリフ多すぎ!
・舞台のようにすぐ場面転換しないので、調子が狂う
・「ハンニバル」で歌うChristineの衣装がまるでElisabeth! (みんなそう思うよね?エーデルワイスの髪飾りっぽいものも)
・Phantomの声は、割とMichale Crawford系で聞きなれた感じ (歌が激ウマでないところも似ている、と言ったら失礼か?)
・Phantomの小細工(鍵を抜き取る、カルロッタの喉薬(?)に毒(?)注入、 トラップを懸命にしかける)等の映像は見たくない
・Phantomは人間ではなくてもよいので、もう少し不思議扱いが良かった
・屋外での決闘シーン、必要ですか?Phantom負けてるし・・・
・というか、Phantomにはオペラ座を離れて欲しくありません
・Raoulはちゃっちゃとトドメを刺すべきかと思われます
・先生が昔見たのは、子供時代のPhantomなの? あれは見世物小屋?衝撃! の割には、Phantomの苦悩が伝わってこないのですが・・・
・シャンデリアの落ちるタイミングが・・・ ま、映像で見せるとなると仕方ないのかな
・Christine ウェスト細っ!
・Raoulの長髪はやっぱり嫌
・決定的なのは、Phantomが格好よくないところだ。 色気もない。トラウマに裏打ちされた権力もない
・Christineは、やっぱり何考えてるかわからないキャラだ
・この映画で「泣いた」という感想をいくつか聞いたが (例えば同僚の彼女)、理解不能
でも、映画としては、楽しめた。 1回目は英語音声、ドイツ語普通字幕で見たから、 次はドイツ語音声、ドイツ語歌詞そのままの字幕で見よう。
私の中のPhantomは、とにかく10年間にLondonで見たPhantomが基準。 歌声は、CDを所持しているという理由でMichale Crawfordが基準。
10年前のPhantomは、とにかく、格好よかったのだ。 めちゃめちゃ格好よかったのだ。
興味ゼロだけど私に同行した友人もその場で惚れ込んで、 2人でパンフレット買ったもん(探してるけど見当たらない)。
7月にLondonで見てきたPhantomは、 あまり格好よくなかった。 モミアゲは気になったけど、Raoulの方がずっと格好よくて、 屋上でのシーンなんか、超ラブラブで、 ChristineはPhantomではなくRaoulが好きというのが明確だった。 最後、Raoulが助けに来るところは、とても格好よかったし、 水もしたたるいい男だった。
Christineは、少なくとも、Phantomに何らかの感情を持っているはずで、 そこが上手く説明されないとツライんだよね。
「The Point of no return」も、Phantomイマイチなんだよねぇ。 ここはさぁ、Phantomにとってアピール・ポイントだと思うのだ。 あぁ10年前のPhantomはすごくセクシーで優雅で自信に溢れてた。 Phantomがイマイチな分、 ヒシヒシと切なさを湛えた瞳で舞台を凝視するRaulはちょっとツボでした。
結局、ストーリー的には、余り納得できないんだけど(舞台映画関わらず)、 でも音楽が良いのでそんなことはまぁどうでもいいかな。
えーと、今ドイツ語音声を聞きながら書いているけれど、 違和感ない!Christineの声は、Emmyよりこっちのが好み。 そして、さすがUwe!いいよ。素敵。 ドイツ語歌詞も、まぁOK。 いや、なんとなく、英語版よりドイツ語版の方が出来がいいのでは? と思う瞬間もしばしば。
それでは、自分のメモ的に、映画版DVDについてまとめ。 (情報が間違っている可能性がありますので、購入の際は各自ご確認を!)
◆ドイツ版 私が買ったもの。スワロフスキーのおまけつき。
Phantom - Uwe Kröger Christine - Jana Werner Raoul - Carsten Lepper
◆イギリス版 今安いなぁ。特典映像盛沢山、らしい。音声は英語のみ。
◆アメリカ版 音声は、英語・仏語・西語 こちらも、2枚組みで特典映像あり、かな。
◆フランス版 えーと、フランス語音声については、色々あるらしい。 フランスの「R&J」オリジナルのジュリエットとロミオ役である Cecilia Cara & Damien Sargue が Christine & Raoul をやってるのと、 LAURENT BAN が Raoul役をやってる奴。 LAURENT BAN は Phantomをやってる版もあるらしく、 また、その他キャストについても、フランス国内公開版と、 フランス語圏(カナダとか?)公開版で違いがあるらしい。 恐らく、フランス語圏公開版が、アメリカ版に収録されてる奴で、 フランス国内公開版がフランス版だと思うけど。
フランス語には全然熱心ではないので、これ以上情報を集める元気な し。 でも、機会があれば、LAURENT も Damien も聞いてみたいなぁ。
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