CYMA’S MURMUR

2005年09月10日(土)   MONEY



世の中のたいていのものはお金で買える。

というのは、
やはり真実だと思う。

「たいていのもの」だからね。
「なんでも」じゃないからね。

先日の人事の人の反応を見ていても思うけど、
結構、貯金のない人っているんだよね。

私だって、貯金がなければ、
こんなに気楽極楽生活していられない。

元々彼が、デイトレ云々はさておき、
長期に渡って休職していられるのも同じことだし。
(彼も、半端じゃない額の貯金がある。知ってるもんね。
でも1千万以上を転がしてるなんて、ちょっと危ないんじゃ?)

私の友人は、

   貯金が底をついたから仕方なく再就職した

と言っていた。

彼女が「底をついた」と言えば、本当に底の底で。
その彼女は未だに、

   月末には、財布の中身が数百円になる

と言う。

でも彼女は、月に10本はロードショーを見て、
欲しい本はあまり我慢せずに買い(今までで一番高い本は6万円!)、
だからまぁ、悲壮感はない(当たり前)。

私はよく冗談で

   宵越しの金は持たねぇなんて、よっ、男前!

なんて言うけれど、ほんと、そんな感じ。

元彼も、堂々の一文無し経験者だ。

なんとなく、そういう人たちの方が、メンタリティは強いのだなと思う。

私は、まぁなんというか、結局弱腰な人間なのだ。

お金で、ある程度の幸せを買うことができる。
例えば、私の今の暮らし。
働かなくても食べていけて、誰からも煩わされることはない。

でも、輝くような幸せは、きっとお金では手に入らない。

それは、仕事の充足感だったり、恋人の愛情だったり、
友人との趣味の時間だったりするのかもしれないけれど、
もちろん、お金で得られるものではない。

私は。

そういう最高潮の幸せを手にしていないから、
だから「居心地のよさ」というぬるま湯を求め続けているのだと思う。

だとしても。

だからこそ。

お金は大事。

お金で心の平穏が買えるなら、

私はそれ相応の金額をお支払いしますよ?







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