世の中のたいていのものはお金で買える。
というのは、 やはり真実だと思う。
「たいていのもの」だからね。 「なんでも」じゃないからね。
先日の人事の人の反応を見ていても思うけど、 結構、貯金のない人っているんだよね。
私だって、貯金がなければ、 こんなに気楽極楽生活していられない。
元々彼が、デイトレ云々はさておき、 長期に渡って休職していられるのも同じことだし。 (彼も、半端じゃない額の貯金がある。知ってるもんね。 でも1千万以上を転がしてるなんて、ちょっと危ないんじゃ?)
私の友人は、
貯金が底をついたから仕方なく再就職した
と言っていた。
彼女が「底をついた」と言えば、本当に底の底で。 その彼女は未だに、
月末には、財布の中身が数百円になる
と言う。
でも彼女は、月に10本はロードショーを見て、 欲しい本はあまり我慢せずに買い(今までで一番高い本は6万円!)、 だからまぁ、悲壮感はない(当たり前)。
私はよく冗談で
宵越しの金は持たねぇなんて、よっ、男前!
なんて言うけれど、ほんと、そんな感じ。
元彼も、堂々の一文無し経験者だ。
なんとなく、そういう人たちの方が、メンタリティは強いのだなと思う。
私は、まぁなんというか、結局弱腰な人間なのだ。
お金で、ある程度の幸せを買うことができる。 例えば、私の今の暮らし。 働かなくても食べていけて、誰からも煩わされることはない。
でも、輝くような幸せは、きっとお金では手に入らない。
それは、仕事の充足感だったり、恋人の愛情だったり、 友人との趣味の時間だったりするのかもしれないけれど、 もちろん、お金で得られるものではない。
私は。
そういう最高潮の幸せを手にしていないから、 だから「居心地のよさ」というぬるま湯を求め続けているのだと思う。
だとしても。
だからこそ。
お金は大事。
お金で心の平穏が買えるなら、
私はそれ相応の金額をお支払いしますよ?
|