CYMA’S MURMUR

2005年09月08日(木)   初面接顛末あれこれ(無駄に長文)

<<Before 記>>

朝、担当さんから電話あり。
昨夜の電話は担当さん退社後で別の人からだったのだ。

「すみません。こんなに早いと思っていませんでした。
 心の準備は大丈夫ですか?」

と仰られましても、
心の準備なんて待ってたら、いつまで経っても始まりません。

でもなんか、急にドキドキしてきた。

昨日は

   落ちても、別にいいし♪

なんて思ってたのに。

あー、これからこのドキドキを繰り返すのだと思うと、
かなり嫌だなぁ。

前回転職時って、
2社落ちて、3社目で決まったから、
活動自体それほどやってないんだよね。

担当さんからのメールには、

   実は他にも弊社から数名候補者が出ているのですが
   来週月〜水で面接を組む予定になっています。
   こんなに急なのは、いかにしぃまさんが期待されているかの
   表れです。どうぞリラックスしてお臨みください。

と書いてあった。

んー、そうね。
スキルマッチという意味ではOKだもんね。

しかし、急募の求人って、嫌だな。
だって、決まったら即入社になりそうで、
遊んでる暇ないじゃん(まだ遊ぶ気か?→遊ぶ気です!)。

んー、緊張してきたよー。
相手の企業について、もう少し勉強しなきゃいけないけど、
もう時間がない。

行き当たりばったりでGO!

でも、あんまりひどいと、
担当さん&紹介会社にご迷惑かけちゃうし、
ここで悪い印象を残すと、
今後紹介してもらえる内容にも響くし。

頑張らないとねぇ・・・



また、担当さんから電話かかってきた。

結局は、電話で想定問答。

なるほど、そう言えばいいのね・・・

志望動機を他人に教わってていいのでしょうか?

本当は、今日は別のエージェントの面接があって、
その後、件の面談に行く予定だったけど、
担当さんがあまりに熱心だし、
今日行く予定のエージェントは対応が遅めで気に入らないから、
エージェントにはキャンセルメールを出した。

これで時間的余裕はできたから、
付け焼刃的に、面接準備しようっと。



さらに、担当さんからTel。
今日の面接官が2人いること。
2人はそれぞれの部署のTOPであり、
その2部門とも私に興味を示していること。
私が応募したポジション以外にも、
他のポジションについても恐らく勧誘があるだろういうこと。
「書類見て、かなり気に入られてるみたいです」だって。

なんかさ。
実際会ってみないとわからないことだし、
私も相手もお互いを値踏みしあうわけだけれども、

でも、こうやって、私の一部であるはずの書類を元に
気に入っていただけたなら、ありがたき幸せ、って感じ?



ちなみに、朝、父にこの流れをメールで報告したのだけれど、
さっき返事があった。

   ○○系の業界に特化している会社らしいけど、相手に
   している業界としてはこれからさらに伸びそうな業界だね。

これは、担当さんも言ってたことで、
かなり将来的に期待のできる業界だ。

   その中でしぃまのスキルがどう活かせるか、だね。
   マイペースで仕事ができるかも。

   多分マネージメント力より技術力優先の会社だろうから、
   案外しぃまには向いているかもしれない。

と、これまた、さすが父上よくわかってらっしゃる!なお言葉。

本当は、「そんな会社やめとけ」って言われるんじゃないかと
思っていたから、前向き回答が出て良かった。

さらに勢いをつけて準備しなきゃ(結局何もしていない・・・)




<<After 記>>

行ってきた。

結局、1時間くらいで、
ざっと転職理由と志望動機を適当に絡めたストーリーを捏造。

でもまぁ、ある程度筋が通っているからいんでない?

ってことで、見切り発車GO!

面接は、丸々1時間半に及んだ(長いってば)。
その後、性格診断も受けた(20分程度)。

結果は・・・どうだろうねぇ。

エージェントからの予告通り、
人事男性30歳、30代後半部長、40代部長の3人が相手。
40代部長は、事前にもらった丸秘メモに「体育会系で熱意重視」と
あった通りに熱い(そして暑い)キャラだった。

30代後半部長は、イケメンだった。
こういうタイプってどこにでもいるよなぁ。
少々苦手な部類かな。

DB関係のエンジニアの職に応募したのだけれど、
他にもここも、あそこも、そっちも、人を探している、と、
次々ポジションの話をされた。んなこと言われても。

面接受けるまでは、
「望まれて行くのが幸せってもんよ」などと、
思わないでもなかった。

一発必中も格好いいじゃない。
そう、元彼は新卒時一発必中入社だったのだ。

実際受けてみると、うーん、どうだろう。
「これだ!」って感じはない。
(未だかつて「これだ」と思ったことがあろうか。否)

年俸言い値くれそうな雰囲気だったのよね。
もちろん、前職よりは50万くらい落としてるけど。
でも言い値もらえるのだとしたら、
少々仕事我慢してもおいしいかも。

人事の人には帰りに、
「焦ってる感じ全然しませんよね。
 生活どうしてるのか聞いていいですか?」
って言われた。
「貯金、たんまりあるんで、半年でも1年でも遊べます」
って答えたら、素で羨ましがっていた。

なんか、帰り道、ため息だらけ。

めんどーくさーい。

ソリッドな志望動機持ってる人なんてそんなにいないって。
スキルマッチすればそれでいいじゃない!

と、声を大にしていいたい。

熱意なんかより、
普通に責任を果たしていく淡々とした能力の方が役に立つ、
フェーズも多いはずなのよ!



★さらに追記★

勢いをつけて、元々彼に電話してみた。

数日前から、「電話しなきゃ」と気になっていた。
もっと症状が悪化していたりしたらどうしよう?
気が重くて電話できなかった。
でも、今日は話すネタがあるし、思い切ってかけた。

彼はまだ休職中らしいし、
不眠も解消していないそうだけれど、
デイトレで着実に儲けをあげているという話には驚いた。

   月50万は稼いでるよ。このまま会社辞めてもいいかな。

なんて。ほんと、ビックリ。

でもまぁ元気そうで、良かったよ。

元々彼と話している間に、担当さんから電話があった。
今日の詳細を報告。

   うむ。先方はかなり乗り気ですね

ってそうかしら?

でもそれはそれで、私の心は千路に乱れるのよ。

   ここだけは、受けて結果をみないと、
   今のお話を進められない、という企業はありますか?

って聞かれたけど、そんなのあるなら最初から応募してるよ。

なんかさ、ないものねだりというか、なんというか、

   もう少しいい会社

がどこかにあるんじゃないか、という欲はある。

でもね〜。

マネージャできない、中途半端スキルの私に、
私の言い値の年俸くれるなら、
入社しても問題はないだろう。

実際、さくっと今日断られた某ヤンエグ系(?)企業は、
「このポジションでこの年俸は払えません」って
お断りだったし。

そうだよね〜。

まだ1次面接通ったかどうかもわからないのに。
最終面接通るかどうかもわからないのに。

気にしてたって仕方ない。

落ちれば、ホッとするのかもしれないけれども、

でも、いずれ働かなきゃならないのは事実だし。

決まったあとのことは、そのとき考えよう。
(実は今日、15日に内定出したら、いつから出社できるか?
と具体的に聞かれてしまったのだけれど)

なんとなく、
「どう思う?」と意見を聞きたく、
元彼にも電話(家電)。留守電が応答。
んーまぁ、飲みにでも行ってるのかな。

それにしても、こういう話ができるのが、
前付き合ってた2人だけっていうのはどうよ?

というのは、いつも私が何かあるたび思うことではあるけれど、
だって、IT業界の話なんて、業界人にしか通じないし、
元同僚に話すのも気がひけるし、
ただ私の側に立って、私の利益を考えて、
それから私の性格も考えてアドバイスくれる人なんて、
元々彼と元彼と父しかいないもん。

しゃーないやん。

ふう。

多分。2次面接とか決まったら、
改めて元彼に相談しちゃうんだろうな。

あーあ。

それって、例えば私がまじめな銀行員とか、
あるいはピアニストとか絵描きとか、
もしくは商社マンとか、
そういう文系な人と付き合っててもそうなのかな。

IT系の相談っていうと、そういうことになっちゃうよね。

私の人生はどうなるんでしょう。

今日の面接でも、若干相手が聞きにくそうだったから、
ちゃかちゃかっと言ってあげた。
「結婚の予定も出産の予定もありません。
 万が一結婚しても、仕事は一生続けるつもりです」
ってね。

そんな宣言されても困るだろうに。






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