CYMA’S MURMUR

2005年08月13日(土)   働く婦女子たちへ!


初盆のご挨拶(?)に、父の実家へ。

叔母の言葉に甘えて、
お供えされていたマスクメロンと桃をお持ち帰り。
ラッキー!(っていいのかしら)。




井上尚登の「リスク」すっごい良かった。


山崎マキコの「ためらいもイエス」はものすっごく良かった。
いや、まだ、半分しか読んでないけど。

この本は、同年代の働く婦女子達に超オススメ。
描かれる人物は若干行き過ぎの感もあるけれど、
そのノリが、ある意味かなりリアル。
ここ数年で読んだ本の中ではダントツ、リアル。

心情とか、状況に対する反応とか、
そういうものにシンパシーを感じることはあっても、
会話がリアルな小説ってあんまりなかった。

でもこの本は、
ちょっとハードな会社の中で頑張る女性の会話として
とっても「ありそう!」なところが良かった。
まぁ自分を「俺」って言っちゃう女の子とか、
それは一昔(いや、二昔かも)前だよ・・・とは思うけど。

その辺りさえ気にしなければ、
本当にとってもとっても面白い!

仕事が楽しくて、泊り込みも厭わない。
自分の働くオフィスビルを見上げて、
「俺の城」、なんて思っちゃう主人公。

あぁ、わかるわ、その気持ち!

でも、それだけでは、やっぱり何か足りない。

ふとしたきっかけで、主人公の周りに動きが生まれていく。
そしてその渦に巻き込まれるようにして、
自ら積極的に動きだす主人公。

これから、どうなるのか、
後半読むのがすっごく楽しみ!

というわけで、本当に、働く女性にオススメです。







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