MOZART!
を見てきた。2度目。 なんとなく、ダブルキャストの井上君も見たくなって。
でも、パッとしない舞台だった。 入り込めないのは、 純粋に私の側に問題があるのかもしれないけど。
ヴォルフガングとしては、 やっぱり中川君の方がピッタリだった。
コンスタンツェも、なんか存在が中途半端だし。
コロレドとレオポルドパパは、歌はうまいんだろうけど、 これまたなんだかしっくり来ないしね。
なんだろうねー。 日本語が悪いってのもあるんだろうけど。 (母音が多すぎるのは致命的かも)
ストーリー自体が、難しくて、散漫なんだ。 ウィーン版のCDを聞いていたときには、 1曲ずつ解釈・対応してればよかったのが、 舞台になって流れを作ると逆にぎくしゃくする感じ。
アマデの存在が、流れを難しくしてるかな。 面白い存在でもあるのだけれど。
ああいう、抽象概念って、ヨーロッパの人好きなのかな。 なんだかね。
そのアマデを生かしきれてない。 ちゃんとした筋が通っていない。 行き当たりばったり。
ウィーン版とかブダペスト版、見てみたかったなぁ。
まぁCDだけで、満足ですわ。 曲を聴いてるだけで、すごいイメージが沸く。 心を揺さぶられるときがある。
それって、すごいことだから。
MOZART!は、 日本ではもう見る気はないな。
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