CYMA’S MURMUR

2005年08月08日(月)   MOZART!

MOZART!

を見てきた。2度目。
なんとなく、ダブルキャストの井上君も見たくなって。

でも、パッとしない舞台だった。
入り込めないのは、
純粋に私の側に問題があるのかもしれないけど。

ヴォルフガングとしては、
やっぱり中川君の方がピッタリだった。

コンスタンツェも、なんか存在が中途半端だし。

コロレドとレオポルドパパは、歌はうまいんだろうけど、
これまたなんだかしっくり来ないしね。

なんだろうねー。
日本語が悪いってのもあるんだろうけど。
(母音が多すぎるのは致命的かも)

ストーリー自体が、難しくて、散漫なんだ。
ウィーン版のCDを聞いていたときには、
1曲ずつ解釈・対応してればよかったのが、
舞台になって流れを作ると逆にぎくしゃくする感じ。

アマデの存在が、流れを難しくしてるかな。
面白い存在でもあるのだけれど。

ああいう、抽象概念って、ヨーロッパの人好きなのかな。
なんだかね。

そのアマデを生かしきれてない。
ちゃんとした筋が通っていない。
行き当たりばったり。

ウィーン版とかブダペスト版、見てみたかったなぁ。

まぁCDだけで、満足ですわ。
曲を聴いてるだけで、すごいイメージが沸く。
心を揺さぶられるときがある。

それって、すごいことだから。

MOZART!は、
日本ではもう見る気はないな。


  



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