CYMA’S MURMUR

2005年08月07日(日)   醜い心


2年程会っていなかった友人と、
久しぶりに会った。

楽しかった。

彼女から語られた、
別の友人の現状。

ちょっと、呆然。

私はその子を妬んでいた。

その子の不幸を望んでいた。

その子に訪れた不幸は、
まさに私が「そうなればいい」と願ったもので、

いや、
私が「そうなればいい」と呪ったもの以上だった。

多分それでもその子は立ち上がるのだろうけど、

私には弱さの欠片も見せず、

強気に傲慢に立ち振る舞うのだろうけれど。

後味の悪さと、

「ほら、やっぱりね」という想い。

自分の心の醜さに呆然として、

もし悪魔が私の呪いを引き受けたとするならば、

私が払うべき代償は一体なんなんだろうかと、

そんなことを考えた。




 < 過去  INDEX  未来 >


しぃま [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加