CYMA’S MURMUR

2005年04月04日(月)   言語オタク


自分で自分のことを、
中途半端な言語オタクだなぁと思う。

瑣末なことをつついて遊んでいるだけで、
実用に足る外国語を操れるわけじゃないし。

でもまぁ趣味と割り切るならそれもよし。
仕事して他人に迷惑かけたりしてるわけじゃないし。



そんな私が今欲しいもの。
イタリア語版の「ローマの休日」DVD。

すごいんだよ、これ。

・言語:イタリア語・フランス語・英語・スペイン語・ドイツ語
・字幕:イタリア語・フランス語・英語・スペイン語・ポルトガル語
    アラビア語・デンマーク語・チェコ語・ハンガリー語・オランダ語
    ドイツ語・フィンランド語・スウェーデン語・ノルウェー語・
    ポーランド語・ギリシャ語・アイスランド語・トルコ語・ヘブライ語

すごくないですか?
ハンガリー語とトルコ語が入っているところが、私的にポイント高し。
ヘブライ語なんて、ただそう聞くだけで素敵。
アイスランド語ってどんなのか想像もつかない。
吹き替え音声が豊富なのも素晴らしい。
これ1本あれば、かなり楽しめそうじゃない?



そう。どうも私は、1つの言語を深く理解するよりも、
言語Aではこう言うけど、言語Bではこう言う、
みたいなことが好きなのだ。


振り返れば、社会の参考書の裏表紙に記された歴史上人物の呼び方が、
こういう類の興味の始まりだったかもしれない。

 マイケルが、ミシェルで ミハイルで ミヒャエルで ミゲールだとか、

 チャールズが、シャルルで カルルで カールで カルロスだとか、

 エリザベスが、エリザベートで エリザヴェータで エリーザベトで イサベルだとか、

 ジョージが、ジョルジュで ゲオルギーで ゲオルクで ホルヘだとか

そういうのが、たまらなく楽しかった。

それぞれ、何語かおわかりでしょうか?
左から、英語、仏語、露語、独語、西語、ですね。

こうしてみると、スペイン語はかなりいい味出してるよなぁ。

ちなみに、F1のシューマッハは何故”ミハイル”なのか?
よくわかんないけど、昔F1好きの友人から聞いた話によると、

  テレビのインタビューでシューマッハが、
  ”マイケルって呼んでくれよ。その方が格好イイじゃん”
  と言っていた

らしい。

ヨーロッパの人には、その発音によってイメージがあるんだろうね。
ドイツにいる友人によると、スペインなんかは”大いなる田舎”扱いらしい。
ドイツにそんな風に思われるスペインも可哀想だけど。
どちらが洗練されているか、といえば、ドイツよりはスペインだと思う。






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