CYMA’S MURMUR

2005年04月01日(金)   翻訳で失われるもの

オペラ座の怪人の英語歌詞を探してネットを徘徊していて、
面白いものを見つけた(結構有名どころなのかもね)。

「オペラ座の怪人」字幕改善委員会


ざっとしか読んでないけど、いやぁ想像以上にスゴイね。

誤訳とかそういうの以前に、戸田大先生のセンスがスゴイ。

でも結論から言えば、
外国語がわからない身としては、
字幕に頼らざるを得ない部分も多いし、
それはそれで諦めるべきなんでしょう。

もちろん、字幕の精度が高ければよりありがたいけれどね。

ただでさえ、LOST IN TRANSLATION ということが起こるならば、
なるべくギャップを少なくそうと努力するのが、
翻訳者・通訳者の義務だろうとは思うけど。

ミスリードされる可能性がある、
ってことは、常に念頭に置いておく必要があるなぁ。

そういえば、数日前に、ノートルダム・ド・パリの
歌詞(のようなもの)を引用したけれど、
あれはDVDの英語字幕を写したものなのだ。
場合によっては、フランス語で実際歌われている歌詞と
全然違う、ということがあるかもしれない。
まぁ、ドイツ語歌詞を見ても、内容にブレはないから、
そこそこ信用できるレベルだとは思うけど。

それにしても、字幕の質が低いせいで、
映画の楽しみが損なわれるのはかなりもったいないことだなぁ。




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