CYMA’S MURMUR

2005年03月07日(月)   アトピー



最近、本当にアトピーの調子が悪く、嫌な感じ。

幸い、顔にはほとんど発症していないので、
周囲の人に気付かれることはない。

でも体中、痒くて仕方ない。
お風呂につかることもなかなかできなくなってしまった。
体が温まると、痒みが猛烈に出てくるから。

毎日チェックさせてもらってるブログにも、
アトピーについて言及しているものが幾つかある。

ある女性は

 アトピー対策のための肌のケアに1日2時間かけている

と書いていた。
2時間も何をするのかな?
それをすれば、症状が治まるというのなら、知りたい。

また、別の人は、

 ビオチンの摂取で劇的に症状が改善した

と書いていた。

というわけで、1週間前から、私もビオチンの摂取を始めた。
前述の女性は、「早い人なら1週間程度で効果が現れる」と書いていたので、
結構期待していたのだけれど、今のとことまだ改善の兆しはない。

この痒みを抑える一番の方法は、薬を増やすことで、
そんなのはわかりきっているのだけれど、
飲めば眠いし、薬に頼りきるのも怖いので、
今は少々ひどい状況も意識的に我慢しているのだ。

この”奇妙な”という名を持つ病気は、
本当に原因がわからなくて、嫌になる。

知らない人には「痒み」の辛さは伝わらないかもしれないけれども、
本当にひどいときには、パジャマが血だらけになる。
朝起きると、手の爪に血がこびりついていたりする。

そういえば、前の会社の先輩で、
アトピーで緊急入院した人がいたなぁ。

顔にひどく発症しているときには、外になんて出たくなくて、
学校をさぼって、家で泣いていたこともあった。
10年以上前のお話。

KO大学の漢方に頼ってみたり、
民間療法に頼ってみたり、
馬鹿な医者に強すぎるステロイドを処方されたり、
色々あった。

最終的には、今も通い続けている、マットウな皮膚科医に助けられた。

藁にもすがる思いで、大学の近くの皮膚科を適当に訪ねたとき、
先生は私の顔を見て言った。

「女の子なのに、可哀想に。絶対治してあげるから」

治療はいたってシンプル。
抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤の投与。
ステロイドの軟膏は最低限。

それを続けて、私のアトピー症状は大きく改善された。
もちろん、恒常的な眠気という副作用はあるけれども。

普段だったら、多分私を見てアトピーだと気付く人はいないと思う。
今は、症状が腕や首に出てしまっているけれど。

なんで私だけこんな目に・・・と思うこともある。
肌がすべらかで美しい人を見ると、すごく憧れる。

でもまぁ私はこの病気と一生付き合っていかなくてはならない。
生命に危険がないだけでも感謝すべきなのかもしれない。

しばらくは、薬を増やすことなく、全力で戦ってみようと思う。






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