CYMA’S MURMUR

2005年01月28日(金)   NEWS


最近のNEWより

・死者は生き返る
  「死んだ人が生き返ると思いますか」との問いに「はい」と回答した
  児童・生徒は小学4年14・7%、小学6年13・1%、
  中学2年18・5%で、中学生が最も高かった。

自分が”死”という現象と概念を意識したのはいつ頃だったろうか。
核家族化して家庭内に老人がおらず死に直面することが少ないとか、
暴力的なTVやゲームの蔓延により現実がわからなくなっているとか、
言い古されてきた原因はあるんだろうけど、、、
種として滅亡に向かってる、って考えるのが、一番しっくりくる。


・ヘンリー王子がナチの軍服で仮装パーティへ & 歴史に対する無知
  BBCが昨年12月に公表した世論調査(16歳以上の男女4000人対象)によると、
  アウシュビッツについて「聞いたことがない」と答えた人は45%もおり、
  35歳以下の世代では60%にのぼった。
  「聞いたことがある」人のうちの70%も、何が起きたか十分に知らないと答えている。

もう、信じられない、としか言いようがない。
アウシュビッツを聞いたことがない???

ヘンリー君は、結局アウシュビッツには行かないみたいだけど、
行った方がいいと思うよ。いや、本当に。
私はアウシュビッツには行ったことないけれど、
ドイツにあるダッハウ収容所には行ったことがある。
その日のことは、10年経った今でも、鮮明に覚えてる。

英国の調査だってところが、ビックリだった。
アメリカ人なら、まぁ知らないってこともあるかと思うけど、
ヨーロッパの国でそんなノンキなこと言ってる国があるなんて。

ドイツでは、未だに歴史を風化させないための懸命な施策が取られている。
その真摯さは、日本には存在しないもので、
私はそういうドイツ人の生真面目な部分が好きだったりするのだ。

我が身を振り返ってみれば、
従軍慰安婦のこととか、南京大虐殺のこととか、
やっぱり全く知らないに等しい程度の知識しかないから、
だから単純に「アウシュビッツを知らないなんて!」と
責めることはできないんだけどね。



歴史に起因する国民感情、というのは、
尊重しなきゃいけないし、正直言って「触らぬ神に・・・」という気分もある。
私が近くて食事もおいしそうな韓国に行かないのは、
反日感情を強く持った人たちがいそうな気がするからだったりもする。

逃げてちゃいけないんでしょうけど。






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