CYMA’S MURMUR

2004年06月09日(水)   シンメトリー


立て続けに白髪を5本ほど見つけた。
トシとったなぁとそれなりの衝撃を受けた。

今までも白髪はちょくちょく発見していたけど、
それらは「ストレスのせいで一時的に白くなりました」という風情で、
部分的に白くなってもまた黒く戻っているのが普通だった。

部分白髪を見つけると、
「ああ、これはあの激務の三ヶ月の影響・・・」などと理由が特定できていた。
こういう状態の方がイレギュラーなのかもしれないけど、
私にとって白髪はストレスのバロメータでしかなかった。

なのに、今回連続で発覚した白髪には、何の思い当たるストレス理由もなく、
何よりもそれらは部分白髪ではなく根元まで真っ白になっていた。

今はまだ抜いてしまえばわからないレベルだけれど、
そのうち抜くことも追いつかなくなり、
ハタから見てもわかる程度に白髪交じりの頭になっていくのね。
あぁ・・・

生物として明らかに老化の段階に来ているのだ、ということを、
白髪は私に教えてくれているのかもしれない。
これから先の長い長い老後への覚悟を徐々にするようにと。



ところで、私は白髪に関して「シンメトリーの法則」を当てはめている。
つまり、白髪はシンメトリーに存在している。
つむじの3cm右側で白髪を発見したなら、
つむじの3cm左側を探れば80%の確率で白髪が見つかる。

なんかわからないけど、不思議。

人体はシンメトリーのようでそうでない。
心臓とか1個しかなくて真ん中には位置していない臓器もあるし。

シンメトリーであるほど、美しいと認識される(そして遺伝子を沢山残せる)と、
確か竹内久美子が書いていた。

まぁそんなことはどうでもよくて。
シンメトリーを手がかりに白髪を捜すと見つかることがあるよ、
と、それだけの話、でした。





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