立て続けに白髪を5本ほど見つけた。 トシとったなぁとそれなりの衝撃を受けた。
今までも白髪はちょくちょく発見していたけど、 それらは「ストレスのせいで一時的に白くなりました」という風情で、 部分的に白くなってもまた黒く戻っているのが普通だった。
部分白髪を見つけると、 「ああ、これはあの激務の三ヶ月の影響・・・」などと理由が特定できていた。 こういう状態の方がイレギュラーなのかもしれないけど、 私にとって白髪はストレスのバロメータでしかなかった。
なのに、今回連続で発覚した白髪には、何の思い当たるストレス理由もなく、 何よりもそれらは部分白髪ではなく根元まで真っ白になっていた。
今はまだ抜いてしまえばわからないレベルだけれど、 そのうち抜くことも追いつかなくなり、 ハタから見てもわかる程度に白髪交じりの頭になっていくのね。 あぁ・・・
生物として明らかに老化の段階に来ているのだ、ということを、 白髪は私に教えてくれているのかもしれない。 これから先の長い長い老後への覚悟を徐々にするようにと。
ところで、私は白髪に関して「シンメトリーの法則」を当てはめている。 つまり、白髪はシンメトリーに存在している。 つむじの3cm右側で白髪を発見したなら、 つむじの3cm左側を探れば80%の確率で白髪が見つかる。
なんかわからないけど、不思議。
人体はシンメトリーのようでそうでない。 心臓とか1個しかなくて真ん中には位置していない臓器もあるし。
シンメトリーであるほど、美しいと認識される(そして遺伝子を沢山残せる)と、 確か竹内久美子が書いていた。
まぁそんなことはどうでもよくて。 シンメトリーを手がかりに白髪を捜すと見つかることがあるよ、 と、それだけの話、でした。
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