CYMA’S MURMUR

2004年06月01日(火)   異動

本日付で私の異動が公示された。

私的には今更という感じなのだが、
何人かの知り合いから、「異動したの?」と声をかけられた。
みんな人事情報なんて、見てるんだなぁ。

プロジェクトという現場にいる歩兵は、
どこの部署に所属していたところで大して違いはないんだけれど。



前の会社も、今の会社も、私が入社した当時は「プロジェクト制」をとっていた。
プロジェクト(案件)が立ち上がる毎に、
それに適した人材を集めてチームを構成する、という手法。
私はこの「プロジェクト制」という奴が結構好きだった。
それぞれ異なるスキルを持った人間が集まり、何かを作り上げるという雰囲気が。
もちろん、そんなに理想的にことが運ぶわけではないのだけれど。

結局、責任の所在を明確にしたり、独立採算だのなんだの言ううちに、
前の会社も、今の会社も、事業部制に移行してしまった。

事業部制になると、何が起こるか?
人材の囲い込みだ。



気心が知れた、そして能力がわかっている社員を、
事業部が囲い込むようになる。

わからなくもないんだよね。
人材を囲い込みたくなる気持ち。

システム開発なんて、いいメンバが集められるかどうかが肝なのだから。
マンバリューが成否のほぼ90%を決めるのだ。

でも、囲いこまれる立場からすると、少々微妙。

1つのプロジェクトから抜けるとき、
いくつかのプロジェクトが私にオファーをくれても、
どうしても同じ事業部内のプロジェクトに配属されることが多い。

本人の希望には関係なく。



適材適所って、なかなか難しい。

今回は、割と希望通りのところに異動させてもらえたので、
頑張らなくてはいけないなと、少々真面目に考えている。






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