CYMA’S MURMUR

2004年05月21日(金)   AMAZONのオススメリスト



仕事中に大分遊んでしまった。

最初は、業務に必要な本をAMAZONで検索していたのだけれど、
ついついオススメリストの育成に力を入れてしまった。


  Amazon.co.jpでは、お客様のお好みにあわせたおすすめ商品を、
  リアルタイムでお知らせしています。ぜひショッピングにお役立てください。
  おすすめ商品ページの商品リストは、お客様の購入履歴、商品の評価、
  持っている商品などのデータをもとに自動的に作成、更新されます。
  リストの商品は、「おすすめ商品の絞り込み」ボックスから
  自由にカスタマイズすることができます。


ということで。

ベースとなるネタは、私がAMAZONから購入した商品だけなので、
最初のリストはひどく偏ったものだった。技術書だらけ。

どうすれば、効率よく我が嗜好をAMAZONに知らしめることができるのか?
よくわからなかったので、とりあえず記憶させたい作家ごとに、
それぞれ2〜3商品をショッピングカート放り込んで、
おすすめ商品リストが更新されたところで、
自分が既に持ってる本をマークし、評価を入れていくという手法を取った。

1.「江國香織」を登録
  ⇒ おすすめリストに「山本文緒」も追加された。
  ※ これは、なんとなく納得。

  ⇒ 『冷静と情熱のあいだ』を”持っている”としたところ、
    「辻人成」がおすすめリストに追加された。
  ※ 単純すぎでございます。

2.「村上春樹」を登録
  ⇒ おすすめリストに村上春樹の英訳本が多数出現。
  ※ うーん、そっちに行くか・・・

3.「沢木耕太郎」を登録
  ⇒ 旅行本つながりへ「椎名誠」「蔵前仁一」「下川裕治」など。
  ※ わかりやすいなぁ。

  ⇒ 『壇』を”持っている”にしたところ、「壇一雄」が追加された。
  ※ ベタすぎやっちゅーねん。もちろん書名は『火宅の人』だ。
    なぜだか「三島由紀夫」もついてきた。どういうこと?

4.「乃南アサ」を登録
  ⇒ 「野沢尚」がリストに追加された。
  ※ これはちょっと・・・

5.「保坂和志」を登録
  ⇒ 「高橋源一郎」が追加された。
  ※ なぜ?「小説の書き方」系の本は”持っている”にしていないのに。

Ratingのロジックがイマイチよくわからない。
一番、比重を置いているのは、ナンなのか?

実際の関連付けを人手で行っているわけはないので、
結局のところは、同時購買データから抽出しているんだろうな。

テーマに興味があるのか、ジャンルなのか、作家なのかによって、
結果は全然変わってくる。

沢木耕太郎⇒旅行本や沢木耕太郎⇒壇一雄の流れはわかりやすいけど、
沢木耕太郎⇒ノンフィクション、スポーツドキュメンタリ、ってのはないのね。
どっちかというと、そっちが普通かなと思うんだけど。
まあ『深夜特急』読者には、旅行本オススメで合ってるのかもしれないけどさ。

 『SEの思考法と技術―システム思考からDFD・ERDの実践活用まで』
 『製造業のBOM(部品表)入門―一流の製造業への王道』
 『Oracle DBA Unixコマンドデスクトップリファレンス』

なんて本と、小説を同一ラインに並べられても、見る方も困るんだよね。

ぜひ、オススメ本も、カテゴリ別にブラウズできるようにしてもらいたいもんだ。





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