2003年09月16日(火) |
恋、だった、多分、淡い恋 |
多分好きだったんだろうな。 恋、って言っても差し支えないかもしれない。 だって、出張先からお願いメールくれると嬉しいし、 忙しくても優先順位をあげて作業しちゃうし。
でも、多分、このショックの本当の理由は、 失恋ではなく妬み、なのだと思う。
付き合っている相手がいるときですら、 友人や同僚が結婚する、と聞くと心が騒いだ。
「結婚」っていうのは大人がするもので、 儀式めいていて、格式ばっていて、面倒も多くて、 でも幸せかもしれなくて、安定かもしれなくて、 そういうことをする決意を固めた相手に対する嫉妬。
この歳になってくると、さすがに近しい年齢での未婚者は少なく、 だからこそ独身者に共感を抱いていたのに、 裏切られた、というような気持ちもあるのかも。
いずれにせよ、彼は彼の決断を下し、 妻となる女性を守って暮らしていくのだろう。 数年の後には子供だってできちゃって、 仕事が忙しくて家をあけることは多いけど、 家庭を大切にするマイホームパパになるだろう。
それは、私には想像もつかない世界。 そうして守られる妻というものになりたいとは思わないけれど、 でもそれでも、羨ましい世界。
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