CYMA’S MURMUR

2003年09月11日(木)   とまどいと反省

私が悪いと思うからには、
やっぱり私が悪いのだろう。

開き直りと取られると困るが、はっきり言って、
私は彼女のことが嫌いだった。

そういう気持ちは、多分、伝わっていただろう。

居心地もよくないし、楽しくもなかっただろう。

私にだって言い分はあるし
(メールではっきり指示したことを、よく読みもせず質問してくるなんて!)、
でもそんなことは関係なく私が悪い。多分。きっと。

救いなのは、引き金になったのは私ではないということ。
一因にはなっているのだろうけれども。
最後に背中を一押ししたのは、これまた私の嫌いな上司Kだった。

「これくらいのことは、自分でやって欲しかったです」
とメール冒頭に投げ出された一文によって。

私だって、少ない情報を元に必死で作業しているときに
そんなことを言われたら切れると思う。
彼女は今までも不満をためていて、
ただ昨夜限界線を越えただけの話なのだろう。
これだけが辞める理由とは思えない。

作業を放擲して朝から東京へ戻っていった彼女。

彼女からのメールには以下のように書かれていた。

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わかる範囲で作業を行い
Kさんに最終チェックをして頂くと考えていたのですが
Kさんの期待に沿えず残念です。
昨夜考えたのですが、退職することにします。
モチベーションもかなり下がってしまい、今後のタイトなスケジュールを
こなす自信がありません。
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