| 2002年06月30日(日) |
大げさかもしれないけど奇跡みたい |
先週、主人の実家に行く時一生に「おじいちゃんが一生を外に出してくれたんだよ」と言った。おじいちゃんは脳梗塞で倒れた。おじいちゃんは自分の身を持って一生を明るい場所に出してくれたのだから、それを無駄にしてはいけない。これからも、おじいちゃんを大事にしようね」と私は一生に言った。
3〜4ヶ月ぶりの外出から一週間。一生が自分から「パパ、ゴルフに行かないの?」と言いだした。少し前から一生が変わり始めたのを感じていた。ピアノを弾きたいとか、ゴルフをやりたいとか。ピアノは家でできるからたまに弾いていたが、ゴルフは外に出るためとても勇気の要ることらしい。「スクールじゃなくてうちっぱなしでもいいから行こうよ」と言ってもダメだった。それが今日のこのセリフ。
一生がゴルフをやりたいのだと感じた主人はすぐに打ちっぱなしに行くことを決めた。学校に行っていない二葉は近所の神社のお祭りに「行きたいのに行けない」と、グチグチ言っていた。「学校に来てないのに、お祭りに来てる」と誰かに言われるのが嫌なのだ。それでも友達から夕方行こうと誘われ、行った後だったので、二葉に手紙を書いて私もゴルフを見に行った。
一生が日中外に出るのは何ヶ月ぶりだろう。もう一年ぐらい出ていないかもしれない。その一生がクラブを振っている姿を見たら、涙が出て来た。これからいい方向に向うとは限らない。今後のことは誰にもわからない。でも、私は一生が何か言い出すのを待ちたかった。
母からメールが入った。「じいじ、杖が気に入ったみたい。おもちゃを買ってもらった子供のよう。今ホールまで歩いて行ってのど自慢を見ている」と。
「いいことが三つもあったね」と主人に言われた。私が一番うれしかったのは昼の光を浴びた一生のことだった。
奇跡みたい、と思った。
それなのに、私の心は癒える事が無い。また自傷癖がひどくなって来た。頭のかさぶたをかきむしり、血が出る。そして固まったかさぶたをまたかきむしる。頭中が痛い。頭痛とは違い傷の痛みだからたいしたことはない。今日は、腕にも傷を作ってしまった。こんな自分が嫌いで、涙が流れる。
結局今日はご飯を作れなかった。 ↑投票ボタンです(^_^)V
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