一昨日、義母から電話がかかって来た。義父の脳梗塞の症状はかなり重症で、もうこの病院では何もすることは無い、と言われ、点滴まで抜かれてしまったと言う。点滴を抜かれたと言っても、食事をちゃんと食べられるわけでもないのに、経管栄養(胃に管を入れて流動食を流し込むこと)すらやっていない。義母が「食事がほとんどとれていないようなんですけど」と言うと、「Kさん、もっと食べなきゃダメよ」というだけなのだと言う。
それだけではない。「もう立てるようにはならないでしょう。一生、寝たきりですね」宣告されちゃった、と義母は寂しそうに言った。私は、自分の力で動けなくてもせめて何人かで車椅子に乗せることぐらいはできるようになると、信じている。リハビリをしてみなければ、わからないじゃないか。
それにその病院は救急指定病院になっているため、長い間は置いておけないので、ケアマネージャーと相談して今後どうするか決めてくださいと言われたと言う。私は腹が立った。納得できない。義父は、左の脳に梗塞ができたため、右は完全に麻痺している。でも、左は動くのだ。意識が無いわけではない。こちらの言うこともわかるようである。その状態で放り出すと言うのか。
私は自分が勤めている病院の先生に相談しに行った。今までの事情を話すと、先生も「それはひどい話しだなぁ」と言った。それに、今の病院の先生は「リハビリの価値もない」と言うらしい。自分で動かす事ができなくても、他人が動かす事によって、他の機能が働くようになった例も聞いている。
とにかく先生は、できれば義母が通える範囲の病院で探して、ダメなら東京の病院を当ってみると約束してくれた。これでいい病院が見つかるかどうかはわからないが、このまま衰弱していくのを見るのは忍びない。
私がいつも、足浴しているさだじいは、両足に壊死を起していて、片方は肉が取れ、穴が空いている。私は片方の足はそれを防ぎたいと、ずっと足浴をしてきた。それが半年ぐらい続けたある日、さだじいは、テープをはがす時、痛いと感じるようになったのだ。先生でさえ、足浴の意味あるかなぁと言っていたのに、痛みを感じるようになったのだ。今まで何をしても感覚の無かった足である。これは奇跡だ。
私は奇跡って結構信じるんだ。そしてその奇跡には愛情のスパイスも必要なんだよね♪
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