愛妹チェリーが子宮蓄膿症になった・・・ あそこから膿が止まらない・・・
診断は一瞬だった。
やるもやらないもない、手術しないと死にますと断言される。
緊急手術。
この日記書いてる今、それが終わったはずの時間。
5〜7日間の入院を突然余儀なくされる。
完全面会謝絶。
携帯が通じないのにイラつきながら、コンビニの公衆電話で兄に電話した。
言葉が 詰まって 不自然な数秒間の空白。
だけど兄は何も言わないで私が言い出すのを待ってくれていた。
なんだか分からないけど 受け止められた気がした。
動物病院からの帰りの車で、父親から先生の言葉を無言で聞く。
無言じゃない、ちゃんと喋ってた。
けどあいづちさえも、口に出す前に飲み込まれて出てこない。
涙がじわじわと湧き出てくる。
いろんな意味のものだと思うけど、あのときは突然こんな風になったチェリーを思って泣いた。
某歌のように涙が零れないように上を向いた。
けどそれは両目から弧を描いて流れ落ちた。
「うそじゃん・・・」と独りごちた。
寒くてたまらない。
チェリーは大丈夫だろうか。
痛くはなかったか。
別れたくない別れたくない別れたくない別れたくない別れたくない。
いやだこんなの。
神様お願い、チェリーを助けて・・・!
今、病院から電話が掛かってきた。 やっぱり腫瘍があったらしい。 卵巣も子宮も取ったらしい。 経過は良好らしい・・・
よかった・・・
それからすぐ兄から電話掛かってきた。 電話の向こうでグスグス泣いていた。 私もつられてまた泣いた。
涙脆いなぁ。
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