国にはそれぞれ思惑があり、個人として動きたくても身動きが取れない人も多くいる…ことは知っている。
けれど、人はこうして助け合う。 「国が動かなければ人が…」と、どなたかが仰っていた通り、次々と集まってくる支援の手。 誰かが誰かを覚えている。 誰かが誰かを覚えていく。
いつかそれは、大きく身を結ぶかもしれない。
挨拶の声に流されそうになり、その中に懐かしい声を聞く。 「また、会えましたね」 こんなに知ってる人が多いとは思わなかった。 いつまでここにいるのだろう? 戦争が終わってもしばらくはいるのかな?
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