*Fine Diary*
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2005年08月28日(日) 来週はいよいよ決戦

大河さっき見終わりました〜来週はいよいよ決戦壇ノ浦です。
今日の放送分がやや短かった代わりに来週の予告はたっぷりでした。
知盛さんが・・・・知盛さんが来週は・・・(泣)
今週はかなりの時間を平家方、義経方の女人に割いていましたね。
平家物語は平家方の女人に魅力的なひとが多いのですが、私的には義経の正室「河越重頼の女(おんなと書いて娘と読みます)」に注目しました。
じつはこの方本名はわかっていません。大河では便宜上「萌」という名を与えられていますが。彼女の母は頼朝の乳母妹のようなのでその縁で義経の正妻として白羽の矢が立ったようです。

もちろんネオロマンスでは八葉に妻がいては問題があるのですけれど、時期的には神子が九郎とであった少し後、第2〜3章あたりに鎌倉から正妻さんが到着したはずです。
この方なかなか心の清らかな方だったようです。大河でも静となるべく仲良くしたいと願っている賢夫人ぶりでしたが、義経との間に一女をもうけました。義経が頼朝に追われ、奥州に逃避行したときも彼女は同行しております。愛し合っていっしょになったはずの静御前が義経との間の男子を殺されたあと行く方知れずになった(つまり義経とは別れてしまった)のとは反対に政略結婚で一緒になった正妻は死ぬまで義経の傍に居ました。
悲劇的なのは彼女の父までも所領没収の上、殺されてしまったと言うことです。まさに頼朝に利用され使い捨てられた・・・ともとれる一生です。
静のような華やかな背景もなく、美人だったかどうかもわかりません。名すら知られていませんが彼女を死出の旅路にまで伴った義経は妻を愛していたのかもしれません。

さて〜来週は壇ノ浦。
私はひとりで盛り上がってます〜〜(うふ)



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