■ 豆文 ■
 2003年04月23日(水) 【 参考資料人物紹介(HHW編) 】

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 ※ネタバレには御注意下さいませ。


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佐伯 種(さえき たね)
 →主人公である元女子高生、享年16歳。生前から「この子にだけはお酒を飲ませてはいけない」と言われていた。
 死んでしまったのに外観が『たましい』化していない(人間の姿のまま)為、何だか苦労するハメになった人。養われてゆくはツッコミの才能だと思われたが、天然ボケの方が強かった模様。
 お気に入りはヘルヘブンに見受けられる独特の『屋根』。ツボにはまる屋根を見掛けるとテンションが一気に上がってしまう。
 色恋に関しては、惚れた相手が哀れに思えてしまう程に鈍く無頓着。


■マキオ(死神)
 →死神らしい。相棒のサカイさんと日々死神家業に精はあまり出していない。
 大鎌を愛用。考えている事はまるで読めない不思議な子で、喋り出しがいつもワンテンポ遅い。


■ねりゃこ(天使)
 →マキオの幼馴染みの女の子。人間でいうと女子中学生くらい。肩書きは天使なのだが、仕事は健在の両親が張り切って頑張っている為、基本悠々自適生活。
 どうやら入手困難らしい「アレの小瓶」(キャンディのようなものが入っている)を出されると、弱い。
 アラシの信者とも思える程にアラシに入れ込んでいる部分がある。


■わちこ(ソウルマーダー)
 →たましいを、保護される前に切って消滅させてしまう種族──と言う過去の肩書きを大事にしている男の子。包丁の手入れは日課。どこからともなくやってくる。
 認められた場合、たましいなら狩られなくなり、ヘルヘブン住人なら邪魔をしなかったり言う事聞き入れたりしてくれる。
 極めて子どもっぽく、癇癪を起こしやすく、扱いづらいタイプ。だが彼が「すきなんかじゃない!」と日々喚く程に大好きなねりゃこの言う事だけは聞く。


■シルビアナ(パトロネス)
 →見目麗しきマキオの彼女。むしろマキオに惚れて人生(そしてお金を)捧げてしまっている人。通称シルヴィ。
 マキオの魅力はレディーですら落とすらしい。そんなシルヴィをマキオはクールに受け止めているようだ。
 シゲオの事は心の底からウザいと思いつつも、金銭面では最大限に活用している。


■シゲオ(パトロン)
 →ヘルヘブンに辿り着いたたましいを、生まれ代わりまでの間管理する人。『中』にある牧場に住んでいる。テンガロンハットと、物凄く長い煙草を愛用。
 シルビアナを心の底から愛しているのだが、シルヴィには大層嫌われている(でも幸せらしい)シルヴィの生活費は彼が出している。
 シルヴィが絡まなければ至極真っ当でしっかりとした仕事人。デスクワーク派なので体力勝負は苦手。


■セバスチャン(執事)
 →シゲオに仕えるナイスミドル。体はとても小さく、体型の都合で移動が遅い(マキオの体型に似ているがマキオは浮いて移動する事が可能)転ぶと自分では起き上がれない。
 シゲオとは固い絆で結ばれていると言っても過言では無く、他にはマキオとは何だか心を通わせているようだ。ヒゲのお手入れは日課。


■サカイ(さかn…世話係)
 →アラシの忠実な執事であり、マキオの相棒とも自負している魚っぽい人。空中移動も可能なナイスカラフル人面魚。好物はまぐろの魂。
 日々アラシの駄目具合に悩まされていて、しばしば言動に彼を馬鹿にする発言が入り交じる。代表例は「この馬鹿王! 王馬鹿!」


■アラシ(王様)
 →ヘルヘブンの王様兼マキオのダディ。趣味は昼寝、特技は雑務からの逃亡と口答え。だが、王たるカリスマ性みたいなもんは持ち合わせているので皆からの信用は高い。種達がヘルヘブンに来るまでは、彼とその妻であるミズキだけが人間の姿をしていた。
 基本的に何でもアリな反則チート級の存在。指パチひとつで色々出来てしまう人。


■倉本 誠二(くらもと せいじ)
 →ヘルヘブンに降り立った2人目の人間型たましい。優等生と呼ばれる人種であった元男子高校生。性格は冷静沈着かと思いきやそうでも無い。インテリ眼鏡。
 種の同級生であり、あからさまな程に種に好意を寄せているが、種本人だけが気付いていないというお約束。女姉妹に囲まれ育ち、家にあった少女漫画を盗み読みしてきた為か、時折脳内想像が少女漫画カラー。
 ちなみに生前、種とは一度話した程度。種自身は誠二の事などほぼ忘れていた。


■メグ(妹)
 →わちこの妹。兄と比べると随分常識人。


■ミツルとユカリ(たましい)
 →かけおちをして死んだ男女。かけおちに至るまでの経緯は、昼ドラ風。


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