◆少女の赤いぼうし(マスタード風味)...小林 明香

 

 

Last Smile. - 2002年11月02日(土)

僕が君のサヨナラを受け入れた途端
ホッとしたような君の顔


その時に
その顔見て
もうあきらめようって
思った


家に着いて
ココロが張り裂けそうになった
あまりにココロが叫ぶので
カラダの痛みで
ココロの叫びを
消そうと思った


右利きの僕は
左の腕を
傷つけ続けた
血が流れてた
涙でにじんでた


カラダの痛みは
ココロの叫びを
消してはくれなかった


それでも
やめたくはなかった



夜中に
部屋で
一人で
泣いた


人を好きになると
狂うこともできると思った
そして
こわいと思った


僕はただ
優しい恋の微熱の中
君に軽くのぼせて
ポカポカしてるだけの
はずだったのに


ただそれだけのはずだったのに


苦しくて
切なくて
寂しくて


涙はとめどなくあふれた


泣きながら
会いたいと、つぶやいた
泣きながら
君の名前を、つぶやいた


泣きつかれて
明け方近くに寝て夕方に起きた
起きたというより
生きていた
君のいない日々を
生きるため


傷だらけの腕だから、夏なのに長袖だった。




投票ぼたん。続きに期待は注文しないで。

数日後、携帯電話の留守電に

あなたの声で「死ね」って入ってた時

やっと愛の恐さがわかった

憎しみに変わったということも・・・



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