◆少女の赤いぼうし(マスタード風味)...小林 明香

 

 

あなたに逢うためなら、なんだってする - 2002年05月21日(火)

昨日、彼と会った。

それも、二ヶ月ぶり。

ずっとずぅっと、会いたかった。

会った理由は、アタシの「情緒不安定」

学校のトイレに籠って手首を切ったり、薬を大量に飲んだり、色んなコトをした。

でも。アタシ、死ななかった。

此処に生きていて、日記を書いている。なんだかとっても、嬉しい。


学校から帰って、散らかった部屋を片付ける。




彼という存在。

彼は、教師。アタシは生徒。

これから、この日記では、彼のことを「先生」と呼ぶことにします。

ま、ハシカみたいな病気なのかな。

そうとは思いたくないけど。

先生は、アタシと35の年の差がある。

そんなことは気にしない、気にならない。





ちょうど二年前の冬。

先生とアタシは恋に落ちた。

頼りになって、カッコよくて、物知りで、アタシに特別優しくて、そんな先生を、一気に好きになった。

先生は当時、アタシの担任。

そして、奥さんもいて、アタシと同い年の男の子供さんもいる。

だけど、何ヶ月もかけて、沢山の話をしているうちに、こんな関係になってしまった。

いけない事をしてる。

お互い傷つくのは、百も承知?

周りが傷つくのも承知?

アタシたち、今実際、周りの人を苦しめてる。




でも。

会って、話がしたい。

先生が転勤してしまう事なんて、考えてなかった。

涙が流れて、止まらなかった。

それは、一年前のこと・・・・・









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