いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2015年06月02日(火) 大田区職員さん、女性の個人情報盗み見2000回!

 以下の報道をご覧頂きたい。

 勤務先の東京都大田区役所で知人女性の個人情報を閲覧し、不正に利用したとして、警視庁蒲田署などは2日までに、区個人情報保護条例違反容疑で、同区職員の石井庸雄容疑者(46)=大田区西六郷=を逮捕した。石井容疑者は「個人情報を見たことは間違いないが、ストーカー目的ではなく住所変更や安否確認のためだった」と話している。
 逮捕容疑は2012年1月〜15年2月、同区納税課に勤務中、収納業務で使用するパソコンから知人の20代会社員女性と家族の個人情報を2000回以上閲覧し、女性に「あさってはお父さんの誕生日だね」などと複数回メールを送信した疑い。
 同署によると、今年1月、被害女性が蒲田署に相談。石井容疑者は5月にこの女性に対するストーカー規制法違反容疑で警視庁に逮捕され、その後示談が成立し釈放されていた。(以上、報道引用)

 内容からすると、ストーカー規制法違反で逮捕されたが、女性と示談になったので、釈放。ところが、捜査過程で大田区の有する個人情報を盗み見ていたことが発覚。大田区個人情報保護条例違反(罰金100万円以下または懲役3年以下)で、再逮捕されたと思われる。

 以前、大田区職員が京浜東北線内で泥酔して、乗客を殴り傷害容疑で蒲田署に逮捕されたことがあった。その時、いまの身分上の扱いはと質問したところ「有給休暇」との回答があり、たまげたことがった。

 ブタ箱から、どうやって休暇が申請出きるのか?と人事担当課長に聞けば、妻が申請したのだそうだ。さらに、課長は「法令上、有給休暇は職務に影響がなければ、理由の如何を問わない」と述べた。そうだろうが、区民感情は許さない!有給を取り下げてもらったことがあった。

 今回もさっそく、人事課長に同様のことを申し入れた。課長の返事は申し訳なさそうに「現在は起訴されていない状態なので、身分上どうにもできない」そうだ。起訴されれば、起訴休職扱いになる。であれば、給与が出ない「欠勤にせよ」と申し入れたが、難しいらしく、明確な回答は得られなかった。

 年金機構のお粗末な情報漏えい事件、そして、マイナンバー導入。国民、区民の公務員に対する信頼を取り戻すためには、厳正な、毅然とした対応が望まれる。それでないと、真面目な公務員にまで、とばっちりが及んでしまう。


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