いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2015年02月22日(日) こんな素晴らしい教育者が愛知県一宮市立奥中学校にいた!

 教員といえば「社会性の欠落した反日左翼」との見方が保守層には根強い。その最たるものが、民主党の支援組織である日教組だろう。だが、教員の中にも極めてまともな常識を持った方々も存在する。

 この学校長は、そんな素晴らしい教員の中でも際立って素晴らしい。以下、彼が、建国記念日前の2月9日の朝礼で話された内容を、学校のHPにあるブログに掲載されたのだ。

 ところが、左翼教員や公明党議員に遠慮してか、一宮市教育委員会は「誤解を生む」として学校長に注意。ブログは削除されてしまった。自己保身しか考えない木端小役人と名誉職の教育委員の集合体が教育委員会である、と常々申し上げているが、その通りの好例である。

 田母神俊雄氏は「日本はいい国だった」との論文を書いて、航空幕僚長の座を追われた。そして、今回のブログ削除。我が国の公務員は「日本はひどい国だ」と認識しないと、職を追われるという異常国家になり下がってしまったのか。

 韓国では、バカ大統領が自分のプライバシーを書いた産経新聞ソウル支局長(当時)の出国を禁止する、との言論統制をおこなって、世界中から「言論後進国」との批判を浴びているが、我が国も似たりよったりである。

 戦後70年、そろそろ、GHQのマインドコントロールから抜け出そうではないか。日本はずっといい国だ。そして、これからも。以下、校長先生のブログ全文である。


2月11日は建国記念日です。

 そこで、今日は日本のルーツ、日本の起源について、お話をしたいと思います。

 日本の建国は、今から2675年前の紀元前660年2月11日、初代、神武天皇が即位した日が始まりです。

 世界一広いお墓、大仙古墳で有名な、16代仁徳天皇が、ある日高台に登って遠くをご覧になられました。すると人々の家からは、食事の準備のために煮炊きする煙が少しも上がっていないことに気付いたのです。

仁徳天皇は「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」と仰せられ、三年間、税を免除されました。

税を免除したために朝廷の収入はなくなり、宮殿は大いに荒れました。天皇は衣を新調されず、茅(かや)葦(ぶき)屋根が破れ、雨漏りがして、星の光が屋根の隙間から見えるという有様でした。

 三年がたって、仁徳天皇が同じ高台に出られて、遠くをご覧になると今度は、人々の家々から煮炊きする煙が盛んに立つのをご覧になり、その時、仁徳天皇がこのように言われたということです。

「高き屋に のぼりて見れば煙立つ 民のかまどは賑わいにけり」
そして、一緒におられた皇后に「私は豊かになった。喜ばしいことだ」とおっしゃったということです。

 皇后はそれを聞いて「陛下は変なことをおっしゃいますね。衣服には穴があき、屋根が破れているのに、どうして豊かになったといえるのですか」

すると「国とは民が根本である。その民が豊かでいるのだから、私も豊かということだ」と言われ、天皇は引き続き、さらに三年間、税をとることをお許しにならず、六年が経過して、やっと税を課して、宮殿の修理をお許しになりました。

すると人々は命令もされていないのに、進んで宮殿の修理をはじめ、またたくまに立派な宮殿ができあがったといいます。

 この話は神話であり、作り話であるという説もあります。しかし、こうした神話こそが、その国の国柄を示しているとも言えるのです。

 こうした天皇と国民の関係性は、何も仁徳天皇に限ったことではありません。
敗戦直後の1945年9月27日、124代昭和天皇はマッカーサーと会見をしました。そして、その会見で昭和天皇はこのようにマッカーサーに話したのです。

  「今回の戦争の責任はすべて自分にあるのであるから、東郷や重光らを罰せず、私を罰してほしい。ただし、このままでは罪のない国民に多数の餓死者が出る恐 れがあるから、是非食糧援助をお願いしたい。ここに皇室財産の有価証券類をまとめて持参したので、その費用の一部に充ててほしい」と述べたのでした。

  それまで、天皇陛下が、多くの国王のように、命乞いに来たのだろうと考えていたマッカーサー元帥は、この言葉を聞いて、やおら立ち上がり、陛下の前に進 み、抱きつかんばかりにして陛下の手を握り、『私は初めて神のごとき帝王を見た』と述べて、陛下のお帰りの際は、マッカーサー自らが出口まで見送りの礼を 取ったのです。

 このように、初代、神武天皇以来2675年に渡り、我が国は日本型の民主主義が穏やかに定着した世界で類を見ない国家です。

日本は先の太平洋戦争で、建国以来初めて負けました。しかし、だからといってアメリカから初めて民主主義を与えられたわけではありません。

また、革命で日本人同士が殺しあって民主主義をつくったわけでもありません。
古代の昔から、日本という国は、天皇陛下と民が心を一つにして暮らしてきた穏やかな民主主義精神に富んだ国家であったのです。

 私たちは日本や日本人のことを決して卑下する必要はありません。皆さんは、世界一長い歴史とすばらしい伝統を持つこの国に誇りを持ち、世界や世界の人々に貢献できるよう、一生懸命勉強に励んで欲しいと思います。

(以上、転載)

 心あるみなさんは、一宮市教育委員会に聞いてほしい!この文章の何が「誤解をうむのか?」と。くれぐれも紳士的に、冷静に!

一宮市役所代表電話(交換手に教育委員会事務局総務担当と伝えて)
0586-28-8100

 岩原校長先生には応援メッセージをFAXで(電話はご迷惑です!)

奥中学校FAX
0586-62-4192


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