2015年01月03日(土) |
皇紀2675年 明けましておめでとうございます |
昨年の暮れの総選挙では、多くの皆様にお世話になりながら、直接お礼をすることが出来ず、大変心苦しく思っている。
区議会議員時代から応援して下さる地元の有志の皆さんは、今回も「負け戦」の色合いが強いにも関わらず、変わらぬ応援を頂いた。事務所の設営の段階は、まだ希望がある。落選が決まった後の撤去作業。意気消沈している私をヨソに、粛々と後片付けをして下さる姿には、いまでも涙が出る。
インターネットを通じた多くの支援者の方々も今回の特徴だった。北海道や関西から、見知らぬお名前で寄付金が届いた。富山の方からは「事務所に」と、素晴らしい神棚が届いた。さらには、選挙中、毎日「がんばれ」とメッセージをくださる全国のみなさん。
ネット繋がりで、埼玉県、神奈川県から事務所に日参して下さった方々。事務所に泊まり込んで、朝立ちでビラを配り出勤する西村塾の仲間。そんな善意の中の選挙だった。結果は、惨敗である。政党の知名度不足、戦略ミス、等の声が聞こえてくるが、選挙は最終的には候補者の自己責任である。私の日ごろの活動不足が最大の原因だ。
その証拠に、平沼党首も、園田顧問も小選挙区で当選されている。また、お隣の東京3区では、どんなに逆風でも12万票台をキープしている松原仁代議士(民主党)の例など、好例がある。彼のドブ板選挙は驚異的ですらある。
ただ、古い支援者からは「信念だけでは当選できない!」「当選できる政党に行ってくれ」との悲痛な声も聞こえてくる。誠に申し訳ないことだ。しかし、区議時代に何度も自民党入党を周囲から打診されて断り続けたのは、自民党の区議では「信念を貫けない」と感じたからだった。
信念をまげて当選するのと、信念を貫いて落選するのはどちらを選らぶ?との究極の質問があったらどうするか。迷わず後者を選ぶ。そして、やせ我慢ではなく、壊滅的打撃を受けた、次世代の党は大丈夫だと思っている。
それは、指導者たる平沼赳夫党首が信念を曲げていないからだ。確かに、ご自分についてきた多くの候補者が落選したことに心を痛められているだろうが、みんな承知で、ご一緒しているメンバーだ。
園田顧問は、これ以上負け戦を部下に味あわせたくない、と我々の去就につき策を練られていると聞く。ありがたいことだが、どうか、もう少し、この「信念の党」で戦わせていただきたい。
わが党の重鎮でもある江口克彦参議院議員は、その著作の中で孤独に陥っても信念を貫けと書かれている。
指導者の心得るべき事という氏のコラムは、実に蘊蓄があるので、ぜひご一読されたい。
ちなみに、江口氏はパーテイなどでも常に裏方に徹し、参加者のシャッターを押すなど、腰の低さは素晴らしい方である。ただ、一つだけ「地域主権型」道州制論は組できない。「主権」は、国家と国民にのみあって、地域には存在しないのだ。「地域主導型」ぐらいではないだろうか。(僭越ながら…)
さて、長々と書いてきたが、これからも、私は政治活動を続けていく覚悟だ。そして、それには、平沼赳夫党首のもと、西村真悟前代議士、田母神俊雄元航空幕僚長等の素晴らしい指導者とご一緒できるボーナスがついているのだ。
どうか、古くからの支援者の皆さまには、今年も、私の我儘をお許し頂きたくひれ伏して、新年のご挨拶としたい。
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