いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2014年03月30日(日) 新宿署のおまわりさんを処分するな!泥酔の風俗店客を殴る

 まずは、以下の読売新聞の記事(3月29日夕刊)を読んで頂きたい。

 警視庁新宿署地域課の警察官3人が先月7日、酒を飲んで暴れた男性(39)を保護する際、殴る蹴るの暴行を加えていたことが同庁幹部への取材でわかった。
 すでに示談が成立し、同庁は3人の処分を検討している。
 同庁幹部によると、男性は同日朝、料金トラブルになった風俗店の店員に同署歌舞伎町交番(新宿区)に連れてこられた。酒に酔った様子で警察官に突進したり、パトカーを蹴ったりしたため、保護シートにくるんで同署に移送された。
 その際、巡査(22)が男性の顔を数回殴って切り傷を負わせたほか、警部補(52)と巡査長(26)が体を蹴った。男性はその後、同署に被害届を出した上、巡査に謝罪と治療費70万円を要求。同9日に巡査が署幹部立ち会いの上で、謝罪と支払いに応じたところ、被害届を取り下げたという。

 捜査機関の証拠捏造が指摘された後だけに、警察の立場は悪いが、どうも納得がいかない事件である。

 男は、歌舞伎町の風俗店で泥酔のうえ、料金を払わなかったため、店員2名に歌舞伎町交番に突き出されたのだそうだ。(他紙の報道)店でも大騒ぎ、交番でも殴る蹴るの暴行。

 このような輩を制止するためには、ある程度の力による強制も必要ではないか。以前、群馬県警だったか、パトカーに体当たりしてきた男を制止ために警察官が発砲したところ、男が死亡。警官は訴追されたことがあった。

 あまりに、権利意識が強くなって、法の下の強権執行による秩序維持がおかしくなってしまっているのではないだろうか。私は、米国のフリーウエイで夜間に制限速度違反でパトカーに追跡(追跡に気付かなかった!)をうけたことがある。

 追跡に気づき路肩に車を寄せ、車外に出ると、二人の警官は、なんとピストルをかまえ私を狙っているではないか。夜間、逃走した人間はどんな凶悪犯かもしれない。パトカーの中には、マシンガンまであった。

 こんなときは、絶対に内ポケットの免許証を出していけない、アメリカ人の友人に教えられたとおり、両手をあげて彼らのボデイチョックを受けた。武器をもっていないこtがわかると、警官は突然紳士的になり、私は命びろいをしたが、例え悪意なく内ポケットに手をいれていたら、即座に射殺されていただろう。そして、射殺した警官は処罰など絶対にされない。

 今回の事件では、警官が70万円の示談金を持参して謝罪し、示談が成立したそうだが、いったい、この国の正義はどこにいってしまったのだろうか。泥酔して風俗店の支払いを拒み、パトカーを蹴った男性は「保護」で、その行為を制しした警官が処分とは…

 心ある警視庁幹部の皆さん!若い未来ある巡査、そして、その上司のお二人の処分は絶対にしないでいただきたい。志ある多くの現場の警察官の士気にかかわる大問題である。

 マスコミや、一部左翼人権団体、弁護士らが騒いでも、毅然として、街の安全のため、日夜働いている現場の警察官を護って欲しい。それが、フツーの都民の感覚である。


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