2014年02月05日(水) |
田母神俊雄候補、大田区スミからスミまで! |
今日は、11時から田母神候補が大田区に入られた。選対の中で唯一「選挙で複数回当選した経験者」としては「これが選挙だ!」という姿を見せなければならない。今回の選対の中心は、日本文化チャンネル桜というインターネットTVの関係者と、頑張れ日本全国行動委員会という市民運動のグループだ。この主たる応援団の出自が、今回の選挙をいささか特殊にしている。
前者は「映像派」である。票になるかどうかよりも「絵になる」イベント型選挙の傾向がある。確かに「泡沫と見られない」ためには、ある程度のハデな演出は必要だとううが、そればかりでは「野次馬」が集まるだけで票にはならない。
後者は、日頃、NHKなどの問題で街頭抗議活動などを行なっているコアな方々がお手伝いを頂いている。ただ、抗議街宣と選挙は大きく違う。例えば、街宣では、いかなる旗でも幟でも自由に使えるが、選挙では大きな規制がある。抗議街宣では「名も知らぬ保守系弁士」が、何時間でも自己陶酔演説をしても、勝手に盛り上がればいいだけで問題はない。が、選挙では聴衆は「候補者」の話を聴きに来ている。
さらに言えば、市民運動の場合は、いかなる服装で、いかなる言動でも問題は少ないが、選挙では例えボランテイアの方であっても、端正な服装、最大限の笑顔と大きな声が求められる。
さあ、大田区である。まずは大森駅前で街頭演説。本来なら、もう少し早い時間大田区入りされて、都民の台所である大田市場を歩いて頂きたかったのだが、なぜか品川駅、五反田駅からスタート。この辺もセオリーとは違うが、いたしかたない。
演説の後、石原慎太郎元知事の事務所があった、山王商店街の「桃太郎(練り歩き)」だ。これは、幟をあげて歩く姿が「桃太郎」の一団に似ていることからつけられた業界用語である。ただし、あまり大掛かりになると「気勢をはる行為」として公職選挙法違反となるので、注意が必要だ。
同行するボランテイアさんと共に、所轄書の刑事さん(選挙違反担当)、同じく警備課の私服警官(雑踏整理)、所轄と本庁の公安刑事さん(妨害左翼担当、及び陣営におかしな右翼活動家がいないか監視)と、相当数の警察官が歩く。
商店街は、本当に反応がいい。途中、大田区議会の同志である荒木秀樹氏も自宅から飛び出て応援をしてくださった。彼の推薦するお蕎麦屋さんで昼食を取り、また桃太郎に出発。
さらに、大森の防衛省官舎の下から、自衛官の奥様たちにご挨拶。ご主人である自衛官がお留守にも関わらず、ベランダから奥様たちが手をふってくださる姿には、いつもながら涙である。
さらに、軍団は、雑色商店街、水門通り商店街、西糀谷商店会、糀谷商店街、萩中通り商店街等、区内でも私の支持層が多い商店街へ向かう。モミクチャにされながら、トイレ休憩を東六郷二丁目町会会館でとらせていただいたが、ここでは温かいお茶の接待を頂き、ありがたかった。
次なる場所は、中小企業の街大田区ならではの工場地帯への訪問。製造業の工場で油にまみれて働く従業員さんに言葉をかけ、工事会社の事務所を訪問、さらに、自動車整備工場を訪れ、中小企業の問題をヒヤリングした。
途中、大田区を離れ品川戸越銀座商店街で桃太郎をし、再び蒲田駅西口へ。多くの「応援弁士」の間で、私も「短く正しい選挙応援演説」をさせて頂いて、大田区でのミッションを終わった。
はたして、有権者の反応はいかに。審判まで残り3日。
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