いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2013年07月24日(水) どいつもこいつも!未成熟だな。永田町は…

 区議会議員をやっていた頃、良識ある大人の集合体であろうと信じていた、区役所、区議会という場が、実は壮大なるイジメ天国であることを知って愕然とした。

 組織の存亡の邪魔者は「仲間はずれ」にする。こんなことは序の口で、あからさまに意地悪をする。例えば、区長提出議案は、与党会派(賛成をする議員)にだけ、「勉強会」と称して、事前に役人が説明会を開催する。そこで、ガス抜きが行われるから、本会議や委員会は、単なるセレモニーと化してしまう。吠えているのは、私を含めた「与党」を認知されない議員だけだ。結局、議案(共産党提出以外)は、審議をしたふりを装って、私の在任中は賛成多数ですべて原案通り可決されていた。

 そもそも、地方自治は制度上「与党」を想定していないのだが、国会ゴッコが大好きな痴呆、いえ地方議員が「首長与党」を名乗って闊歩する。

 また、大田区では国会同様に、自民党の「ボス猿」争いが長く続いている。今の高瀬三徳議長は、自民党会派から辞職勧告を受け、先日の議会では、自問党の代表質問で攻撃をされる、という珍現象まで恥ずかしくもなくやっている有様だ。区民には関係ない、勢力争いは見苦しい。身内(党内)の争いは、身内で解決して外に出すんじゃねえ!

 さて、まさか国会では、こんなことはないだろうと、日々議員会館に通う日が続いているが、似たようなもんだなと思う。同じ組織(政党)に所属したら、助け合い、いささかの意見の違いを超越して他党と戦うのが組織人の務めだろう。

 が、永田町の住民を見ていると、身内で辞めろ!辞めない!と、ほとんど大田区議会と変わらない未成熟な議論をしているではないか。

 特に、マヌケな民主党にはあきれる。民主党政権当時の3人の歴代総理のうち、1人(鳩山氏)を除名、菅氏には離党勧告だという。もはや、組織の体をなしていない。こんな、たまげた政党によくぞ3年間も政権を任せていたもんだ。脱官僚、政治主導などと叫んでいたが、この体たらくな政党でも、我が国が潰れなかったのは、優秀な官僚が、民主党など無視して粛々と業務をこなしていたからに違いない。

 どいつもこいつも、もっと大人になろうぜ!(裏の声:お前もな!)ハイ

 


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