| 2012年06月19日(火) |
またまた神様の悪戯か?JRで盲導犬に遭遇 |
私はどうも、生来「神様の目につく存在」らしい。本当に様々な苦難やら、不思議な出会い、奇跡と思われるような出来事に遭遇するのだ。若いころは「なんで俺だけ」と己の運命を憂いた時期もあったが、あまりに多いので、最近では「開き直って」、さて次は何がくるのか、とすら思えるようになった。そして、「神様の悪戯」がまたやってきたのだ。
先週あたりから、目がかすむようになった。以前から視力が落ちてきており、運転免許は「眼鏡使用」になっているのだが、日常生活では不具合はなかったが、最近調子は結構かすむのだ。
そこで、先週末眼科を受診したところ、な、なんと、かすみ目の原因は「白内障」だと言うのだ。眼科医の先生は、いとも簡単に「若いのだから手術をしよう」と、おっしゃる。
目の中にある水晶体を、自前のものから人工のレンズにかえるのだという。単焦点といって、遠方か近間、どちらかに焦点をあわせるものは保険がきき、片目15万円ぐらい(たぶん自己負担は、4万5千円?)。遠方に焦点をあわせた場合は、近間を見る場合はメガネを。近間のレンズだと遠方を見る場合にはメガネ。いずれもメガネが必需品になる。
メガネが不要な遠近両用レンズは、高度医療なので、片目40万円で保険はきかないそうだ。両目で80万円!!いやはや。まいったな。
まずは、自分の体内に人工物が入る、という感触がいやだなと思った。また、いかに簡単な手術とはいえ、「手術」である。いささかまよっていたところ、今日、またまた「神様の悪戯」に遭遇した。
都心からJR京浜東北線に乗り込むと、混んでいる車内の反対側のドア周辺に空間ができている。近くにいくと、盲導犬がいるではないか。混んだ車内は、駅に停まるたびに盲導犬の近くまで人が押される。尻尾を踏まれないか気が気ではなかった。「よし、俺が守ってやる」とばかり、盲導犬の前に立ちはだかり、人が押すのをなんとか食い止めた。
大井町で降りると言われたので、大井町に着くと「すみません!盲導犬が通りますので道をあけてください」と、通路を確保した。ふう〜毎日大変だろうな。
それに比べて、私はかすんでいるけれど、ちゃんと見えているではないか。そして、手術をすれば、またちゃんと見える。彼女は、ずっと見えないのだ。なんて、ありがちことなのだろう、そう気付かされた瞬間だった。
わかりましたよ!神様、手術しますから勘弁してよ!
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