いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年12月18日(日) 区職員は年収800万円のカラオケ屋さん??

 今日は、老人いこいの家で開催された老人会の忘年会に参加した。ちうもながら、元気で賑やかな会だったが、不思議な光景を見た。

 それは、老人いこいの家に設備されているカラオケ装置にはカバーがかけられて、る人会会長さんが持参した簡易カラオケでみなさん歌っているのだ。なぜ???

 以前、同様の問題を担当課長に質問したら「日曜日は職員が休みのため、壊されるといけないので」とのトンチンカンな答弁があった。なんのためにカラオケを買ったのか理解していない答弁である。

 さて、あれから数年たったが、まだバカなことをやっているのか、と事務室に確認にいったところ、以下のような事情がわかった。

月曜日から金曜日までは、大田区正規職員又は再雇用職員(OB)がカラオケ係として、利用者の選曲リクエストに応えてカラオケ装置の操作を行っている。

土曜日は職員が休みだが、シルバー人材センターの職員が同様に行っている。

日曜日は、団体利用のため、カラオケは使用させない。

 つまり、シルバー人材センターの職員(お年寄り)でも操作できる装置を、区民団体には使わせない、という相変わらずの「お役所仕事」をやっているのだ。

 壊されて困るのなら、年収800万もの大田区職員の配置をやめて、800万円分カラオケでも買えばいい。主客転倒、さてさて、今回はどんな「できない理由」を言うのだろうか、月曜日が楽しみである。お返事待ってわ!

12/19
(担当課長の説明)
老人会など団体利用は「本来の利用目的」ではないので、カラオケ利用を認めていない。
(私)
老人会が老人いこいの家を利用することが「本来目的」ではないのか?では「本来目的」ではないのなら、蛍光灯も使わせるな!トイレも使わせるな!下駄箱もだめだろう。
(課長)
それとカラオケは違う。
(私)
何が違うの。施設内にある税金で買った備品だろう。
(課長)
問題は二つある。近隣からの苦情と、使えるか、という点だ。
(私)
平日と土曜日は「近隣からの苦情」がなくて、なぜ日曜日だけ苦情がくるのか。使い方だ?シルバー人材センターからの高齢者が操作しているカラオケを、老人会で操作できないと思うの。課長、カラオケボックスに行って店員に曲を入れてもらう?すべて、出来ない理由のために言っているだけじゃないか。要するに、高齢者のかたに「ある備品を有効に使って頂こう」という視点が欠落している。
(課長)
出来ない理由を言っている訳ではない。検討して連絡する。

 ふう〜

 上記のやり取りをしてから小一時間、同じ課長から電話があった。

(課長)
検討した結果、日曜日の昼間のみ実施してみたい。夜は勘弁して欲しい。
(私)
すばらしい!!す早い回答だ!!取りあえずやって見て、問題があれば再度考えればいい。

 と言うことで、来年早々にも実施する、と約束してくれた。すべての部署が、このように「区民感覚」にすぐさま対応してくれれば「お役所仕事」は死語になるのが…


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