2011年07月06日(水) |
たちあがれ日本・日本創新党合同勉強会@衆議院 |
左翼や反日勢力などの連携に比べると、保守勢力のそれは極めて緩い。様々な保守系の団体が乱立するが、それぞれが行動を起こしているので、なかなか国民的な運動に育たないのだ。保守勢力の活動のコアになる存在が求められる。
さて、そんな保守勢力のなかで政党として活動している「たちあがれ日本」と「日本創新党」が本日、衆議院内において合同勉強会を開催した。参議院選挙においても、統一地方選挙においてもお互いの公認候補を推薦しあう間柄で、また、基本的な国家観や歴史観に隔たりはない。
勉強会では、平沼代表、山田宏党首(前杉並区長)、上田清司埼玉県知事が挨拶にたたれた後、保守系シンクタンクである日本政策研究センターの伊藤哲夫氏より「やっぱりおかしい新歴史・公民教科書」と題し講演をいただいた。なお、勉強会の司会は、私が勤めた。
これから全国各地の教育委員会において、新しい教科書の採択が行われるが、残念ながら教育委員自身が「正しい歴史認識」を持ち合わせていないことが多く、全国至るところで「日本が嫌いになる教科書」が採択されていく。
今日は全国から地方議員が多く参加しているので、各地の採択における「シナリオ通り」の教育委員会定例会を傍聴するようすすめた。
勉強会終了後は、同じ衆議院会館内でささやかな懇親会が開催された。日本創新党の中田宏代表幹事(前横浜市長)と同じテーブルになったので、「創新党の結党記者会見にうかがいながら、たちあがれに入党して失礼した」と、お話をした。
すると、中田氏は壇上での挨拶で以下のように述べられ、身の縮む思いだった。
「先ほどの勉強会で司会をされた犬伏さんが、創新党の会合に出ていて、たちあがれに入党してすまない旨のことを私に言われた。それでいいとお答えしたが、我々は根っこは一緒だ。これからも連携して一緒にやって行こう。」
すると、傍らにいらした、たちあがれ日本園田幹事長から「そうだったんんだ!」と。いやはや、まいったな〜しかし、いまでも、たちあがれ日本を選択したことは間違っていなかったと自負している。
どうやら、創新党との合流もそう遠くはないようだ。まあ、いずれ、民主党が崩壊するだろうから、その時に、民主党保守派の受け皿と作ればいいのかもしれない。
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