いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年04月17日(日) いよいよ大田区議会議員選挙告示

 今日から大田区議会議員選挙が告示をされ7日間の選挙戦が繰り広げられる。今日は、午前8時半までに区役所で立候補の届出をしたものから、届出順位の抽選を行う。

 私は午前8時に自宅を出て区役所に向かった。最初の受付順は「50」である。かろうじて大田区議会議員の定数「50」以内である。次に、この順番で「くじを引く順番」のクジを引く。こんどは47番だった。そして、いよいよ「受付順」を引くクジを47番目にひいいた。

 えい!あちゃ〜51番だ。定数50名の区議選挙で51番とは縁起が悪い。それ以上に、区内600箇所近い公設ポスター掲示場の近くで待機している大勢のボランテイアの皆様に申し訳がない。

 一般的には、この「51番」が受付番号となり、ポスター掲示場の「51」の場所に貼ればいいのだが、上位順位の候補者に書類不備などがあると、順番が繰り上がってしまい、すでに貼ったポスターを貼りなおすことになる。

 したがって、最終的に「受け番号51」と書かれた紙をもらうまでは、この番号を通知できないのだ。51番目の受付だと、受けつッケ番号受領まで概ね40分はかかるだろう。この間、区内各地で待機している方々に「今か、今か」と気をもませることになってしまうので、申し訳ないのだ。

 午前8時半の受付から、手続き終了まで1時間20分を要し、午前9時50分、選挙七つ道具を持って、次は蒲田警察署へ。宣伝カーの「設備外積載許可証」を受領して、初めて街頭宣伝が出来るのだ。

 警察署では事前に審査が済んでいるので、手続きはあっといいうまに終わった。さあ!いざ出発である。地元を一巡して選挙事務所に戻った。私は、選挙の宣伝カーの騒々しい連呼には否定的である。反対の立場になれば、「いぬぶしをお願いします」と言われても、知らなければ「うるさ〜い」と怒鳴りたくなるだけだろう。

 ただ、連呼でまわっていると、久しぶりにお会いする支持者や、知人にばったり会うことがある。これが効果と言えば、効果だろう。宣伝カーは「移動手段」だと思う。演説をする場所へ移動する間、もったいないから「連呼」をする、そんな感じだ。東京都選挙管理委員会が以前行った調査によれば、宣伝カーの連呼により投票行動を起こした有権者は1%に満たない。知人のある別の区の区議は、初当選以来、一度も宣伝カーを使わずにトップ当選を続けている。

 さて、事務所に戻るとあわただしく「出陣式」の準備だ。震災の影響で、選挙前に通常行う事務所開きを行っていないので、神官による神事と出陣式がセットで実施することになり慌しい。

 出陣式には、中山恭子参議院議員が駆けつけてくださり、あの品のいい語り口で「いぬぶしがんばれ」と応援の弁をいただいた。その後、蒲田駅前に移動して、中山恭子議員とともに、街頭演説を。

 なお、蒲田駅前では、大田区聴覚障害者参政権保障委員会の手話通訳の方により手話でも聞けるようにした。駅前の一角には熱い目線で手話を通じて中山議員の、そして私の演説を聞いて下さる聴覚障害の方々が印象的だった。本当に政治の働きが求められる方々の声に応えねばならない、といささか涙腺が緩んでしまった。

 これから1週間の戦いが始まる。がんばるぞ〜



***公職選挙法の規定により、この日記は4月25日にアップした***





 


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