2011年04月15日(金) |
今更ですが航空自衛隊予備自衛官災害派遣決定! |
防衛省ホ−ムペ−ジより
海上自衛隊及び航空自衛隊の予備自衛官の災害招集について 平成23年4月15日 防衛省
先月16日(水)に防衛大臣は、陸上自衛隊の予備自衛官、即応予備自衛官に対する災害招集命令を発出しましたが、自衛隊として引き続き総力をあげて災害救援活動を行うため、本日、防衛大臣は、海上自衛隊及び航空自衛隊の予備自衛官を招集する災害招集実施命令を発出しました。
海上自衛隊の予備自衛官は八戸航空基地の復旧活動等や横須賀基地の給食業務を、航空自衛隊の予備自衛官は被災された方々への生活支援(給食・給水)活動を、それぞれ実施する予定です。
だ、そうだ。おいおい、ちょっと遅いんじゃないの!航空自衛隊には、たかだか800名の予備自衛官しかいない。その多くの仲間たちが震災直後から「早く招集せよ!」と高い志で「その日」を心待ちにしていた。
それは、たとえ民間人として「娑婆」にいても、自衛官として培った使命感が失せていない証拠でもある。たかだか年間5日間の招集訓練しか受けていないが、一般人よりは少しは使えるのではないだろうか。
それよりも何よりも「何のために」予備自衛官を訓練しているのか、という本質的命題を航空幕僚監部や防衛省内局は精査しなければならないだろう。なんとなく制度があるから「例年通り」の代わり映えしない「招集訓練」を今後も続けていくのだとしたら、また、今回のような国難に対し、海・空の予備自衛官の招集に.1ケ月以上もかかる制度だとしたら、もはや予備自衛官制度は陸上自衛隊に任せて、海・空はこの制度から「撤退」すべきである。
上記は多くの航空自衛隊予備自衛官の仲間の共通認識である。
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