いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年02月18日(金) 本当??大田区が検索サイトに圧力をかけたとの記載が

 一部のお役人は残念ながら、国益や住民の利益より、組織防衛や自己保身のために「ありとあらゆる手段」を使う。これは12年間の議員としての活動で嫌と言うほど見てきた。であれば、「こうしなければ組織が危ない」「自らの立場が危ない」と、正道に戻す努力をしたきたつもりだが、大化の改新以来続いている「お上」の意識を変えることは容易ではない。

 さて、本日見つけた「そこまでするか?」という、大田区のお役人の仕業であるとした記述をご紹介する。以下「告発・園内感染」のサイトのトップページから引用する。

『お知らせ!
 今年の2月18日深夜(日本時間)より当サイトが日本国内の主要検索サイトから削除され、検索エンジンで全くヒットしない状態が続いています。これは、大田区からの圧力によるものであることは明らかです。
 異議があるのであれば、自らのサイトで堂々と反論すればよいにもかかわらず、こうした形で報復するのは、大田区職員らしい卑屈で低レベルな役人根性を晒しているようなものです。むしろ、住民に説明できない行動や姿勢こそ改めるべきだと考えます。
 今後も当サイトは、こうした不当な圧力に屈することなく、戦慄の最終章まで衝撃の事実を公表し続けていきます。ご覧のみなさまにはご不便をおかけしますが、今後ともより一層のご支援をお願いする次第です。』

 このサイトは、「告発・園内感染」と名づけられており、平成20年10月に大田区内の私立保育園で発生した大腸菌O111の集団感染事件について、実名入りで告発しているサイトである。

 当然、実名を挙げられた大田区保健所やこども家庭部の職員にとっては気分の悪い存在であろうことは想像がつく。しかし、そこまでする根性と勇気が大田区にあるだろうか。

 確かに検索サイトで以前はすぐに上位に出てきた「告発 園内感染」のキーワードでは表示が一切されない。インターネット上では「逆SEO」なる言葉で、検索順位を下位にさげる業者も存在しているらしい。

 発注者が大田区かどうかの確証はないが、「誰かが」「故意に」「下位」または「表示させない」処置をとったことは確かだろう。はたして誰が??

 世の中で危惧しなければいけないことは「言論統制」である。民主党が「反民主党」的発言を自衛隊の施設内で民間人に禁じ、自衛官OB議員の講演会に情報保全隊隊員を潜入させ、現職自衛官が参加していないかの調査をすることなど、まさにこの「言論統制」にあたる。

 日本赤軍が「気に入らない同志」を粛清していた「あの思想」が民主党中枢に生きていて、さらに末端のお役人も「気に入らない発言は消してしまえ」と思っていたとしたら、恐ろしい事態である。

 まさか良識ある大田区職員さんが、そんな訳ないよね?

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