2011年01月21日(金) |
なんとか仲間に!選挙前の新年会模様 |
今日は、私が参加する数少ない新年会があった。自民党や民主党の区議会議員や候補者は、この時期一晩で5、6件の新年会をハシゴするのが恒例行事となっている。「今日は○件まわる」と、嬉しそうに手帳を見ている姿は、同業ながら哀れですらある。
私はと言えば「1.招待状が来た会合」「2.近隣の関係団体」「3.議員とは関係なく自らが関係している団体」の3つの基準に当てはまるものだけしか参加しない。呼ばれてもいない新年会で、ペコペコお辞儀をして名刺配って「5000円」という構図は、12年議員をやっていても、どうしても受け入れられない。そこには、なんの生産性も、区政への関与も感じられないからだ。
さて、今日の新年会は、社団法人蒲田法人会の賀詞交換会だ。私は、昭和の時代から会員で、途中、法人を整理して一時は退会していたが、いまも実体のある法人としての会員である。議員活動とは関係ない。従って、賀詞交換会では、経営者として古いお付き合いのある方々との親交が楽しみであるし、ここ一件しか予定がないから、お開きまでお付き合いした。
会場には、同様に会社経営をしている自民党の区議会議員が何名か散見されたが、驚きは「絶対に会社経営などとは無縁」な区議二人が会員としていたことだ。さらに、自民党の新人も「新入会員」として紹介されていた。
いったいどうして?不思議に思って調べると、実態が見えた。現職の男性区議は、法人会に入りたいがためか、義父が区内遠方で経営していた飲食店の「支店」を自宅マンションにあることにして入会した。そして、義父の逝去後は、以前秘書をしていた国会議員が持っている実体不明の不動産会社の、やはり「支店」が自宅にあるとして入会。すばらしい!!そこまでするか?
別の女性区議は、とにかくどこでも顔を出すことで有名だが、会員の名札ではなく、区議会議員の名刺を胸に会場内を駆け回っていた。妹さんが、川崎でクラブを経営しているので、その「支店」かもしれない。
いずれ方々の入会も本来の法人会の趣旨とは違うと思うが、会とすれば会員増強になり、会費収入があればいいのだろう。ただ、忘れてならないのは、法人会は「期限内納税推進」をしている税務署管轄の団体である。とすれば、会員法人の「支店」は、当然、赤字だろうが、黒字だろうが、「法人住民税」を毎年納付する義務がある。はたして、この議員さん達、年額7万円(資本金によるが最低はこの額)の法人住民税均等割を払うのだろうか?いや、きっと知らないだろうな。
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