いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2010年10月24日(日) 手振るんじゃねえよ!ボケ観閲官@自衛隊観閲式

 本日は、陸上自衛隊朝霞訓練場において観閲式が行われた。これは年1回、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣を観閲官にお迎えして、陸、海、空、と1年交代で行うものであり、今年は陸上の番である。

 さるルートから「よい席」の招待状をいただいていたのだが、今日は「4消防団合同点検」や、様々な区内行事が花盛りで、来年「免許更新」を迎える身としては、区内を優先した。

 国旗、国家が大嫌いな菅総理大臣、はたして、どのような言動をするのか報道に関心をもって見ていた。村山富一総理は海上観閲式において「諸君らにもっと早く会いたかった」と「正しい訓示」をして、社会党を葬らせた。学生運動から市民運動家を経た左派菅総理は、どうだろうか?

 ダメである。各部隊を車上から検閲し終わると、なんと、周辺に白手袋のまま、手を振り出したではないか。この突然の愚行には、陸上自衛官の運転手もビックリして首相を運転席から凝視していた。

 観閲式は、終了宣言までが「式典」である。国旗や国歌が嫌いな菅総理は習わなかったに違いないが、式典は厳粛に行われてこそ意味がある。ましてや、整列している部下たる自衛官は、この日のために毎日のように訓練を積んで、緊張して指揮官を迎えたのだ。

 その指揮官が、突如、「なんとか市民祭り」のように、手を振り出したのは、はっきり言ってバカである。どうにもならない。以下、誰が書いたかわからない訓示全文である。


自衛隊の観閲式にあたり、自立正しく士気旺盛なる隊員諸君の雄姿に接し、観閲官として誠に頼もしく思います。自衛隊は創設以来、わが国の平和と独立を守り、国の安全を確保するという国家存立の根本にかかわる任務を遂行して参りました。近年は国際的な活動を含め任務は一層拡大しており、国民の自衛隊に対する期待も広範に及んでおります。

 さて、わが国周辺の安全保障環境を眺めれば、ミサイルや核兵器の開発が懸念される北朝鮮や軍事力の近代化を進め、海洋における活動を活発化させている中国にみられるように厳しさをましております。国際的にも大量破壊兵器の拡散、国際テロや海賊被害などの多様な事態への対応がますます求められています。

 こうした中で、自衛隊は時々の国際情勢のもと、多様な事態に実効的に対処しうる態勢を常にとっておく必要があります。真に役に立つ実効的な防衛力整備をすすめるため、これからの時代にふさわしい防衛計画の大綱を本年末までに策定する予定です。

 次に安定した安全保障環境は地域の平和と繁栄の前提となっており、国際社会の課題の解決に国同士が協力して取り組むことはますます重要になると考えます。

 私はかつて、わが国のPKO活動の原点であるカンボジアを訪問し、現地の方々が自衛隊の真摯(しんし)な活動を称賛する様を直接目にいたしました。現在もゴラン高原、ネパール、スーダン、ハイチ、さらには東ティモールといった各地で隊員諸官ががんばっております。

 自衛隊はこれからも国際的な安全保障環境の一層の改善を目指して国際的な活動に果敢に取り組むとともに、防衛交流や多国間の安全保障枠組みでの取り組みについても意欲的に進めていく必要があります。

 日米同盟についてはわが国の防衛のみならずアジア太平洋地域の安定と繁栄を支えるうえで、重要な役割を果たしております。本年は日米安全保障条約の改定から50周年にあたります。この同盟関係を21世紀にふさわしい形で着実に進化させていきたいと考えています。 

 さらに国内の自然災害、その他の緊急事態に対する対応も重要であります。自衛隊は各種の自然災害への対応のほか宮崎県において発生した口蹄(こうてい)疫への対応においても、長期間にわたり真摯な活動に取り組み、県民からも高く評価をされました。今後とも国民生活の安全のためにも自衛隊はその持てる力を十分に発揮していくことが求められています。

 これからも自衛隊は国民の負託と期待に応えるべく全力でその広範な役割を果たさなければなりません。そのために私は自衛隊の最高指揮官として隊員諸官に対して次の3点を望みます。

 第1は自らの任務に関する知識と技量を十分に持てということです。隊員諸官には自らが安全保障のプロフェッショナルであるとの気概を持ち、内外の情勢、そして国民の自衛隊への期待をよく知るとともに、自らの任務に必要なスキルを十分に改良し、その技量の錬磨に努めてもらいたいということであります。

 第2は自らが自衛隊員であることを常に自覚せよということです。隊員としてふさわしい倫理観と常識的な判断力とを常に維持することが国民からの一層の理解と信頼を得るために重要であるからです。

 第3は真の勇気の持ち主であれということです。隊員諸官はことに臨んでは危険を顧みず、責務を全うすると宣誓した自衛隊員であります。真の勇気を持つ者として万が一の事態における瞬発力や積極果敢な姿勢を平素から涵養(かんよう)してもらいたいと思います。

 古より「百年兵を養うは一朝のためにある」といいます。長年の訓練の成果はいざというときにしかも急に問われるものであるということを教える言葉です。緊張感に裏打ちされた持続的かつ真摯な歩みを隊員諸官1人1人が忘れずに、しかも日々実践すること、このことが国民の自衛隊に対する信頼に応える基盤をなすものであることを述べ、隊員諸官がますます任務に精励されることを強く希望して私の訓示といたします。

 いずれも「お前にだけは、言われたくない!」という言葉である。嗚呼、民主亡国政権、いつ終わる。

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