いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2010年09月25日(土) なんてご親切なねんきん定期便

 帰宅すると20歳の娘あてに「ねんきん定期便」が届いていた。当の本人も困惑していて勝手に開封せよ、と言う。

 開封して見て、ビックリである。娘は昨年9月に20歳になり、その月に「学生特例」を申請し保険料は納付免除を在学中認められている。そこで、「ねんきん定期便」では、「最近の月別状況」には納付0、と記載され、「老齢基礎年金見込み額」も0、とご連絡を下さった。


 さすが、社会保険庁を解体され、中途半端な「日本年金機構」に改組しただけのことはある。りっぱである。

 はたして、いくら「ご親切」とは言え、20歳の学生に納付状況や将来の年金給付額0、と通知する必要があるだろうか。

 一度決めると「金太郎飴」のように、すべて同一にしてしまうところが、お役所やお役人のダメなところだ。弾力的運用など、まったく出来ないし、しない。どうせ税金。文句言われるなら、全部に出しちまえ、ということだろう。

 全国の大学生数が約280万人、ここにねんきん定期便を送る費用を一通100円とすると、2億8千万円が1回の「ご親切」で消えることになる。くだらない事業仕分けなどやらないで、こういう意味のない「ご親切」をやめさせたらどうなの?民主党さんよ!

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