いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2010年09月23日(木) 議会と仕来り

 最近、世の中でも議会でも「仕来り」ということが疎かになっていると感じる。仕来りとは、辞書でひくと「従来の習慣、慣例、伝統」とある。まさに、伝統を軽んじる風潮こそが、我が国の問題の根源だ、と言ってもいいとさえ思う。我が国の伝統的教育法は「形入法」である。まず「形」から入り、精神性を高めるというものだ。武道や華道や書道、茶道の心得がある方ならご理解いただけよう。

 私の所属する「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表は、この「仕来り」を重視する先鋒である。参議院選挙の最中「クールビズなどとんでもない」と、ぶちあげた。流石に、そこまでではない私は、その日以降35度を超える街頭演説を「ネクタイにスーツ」でこなし、ウグイス嬢から「尊敬?」されたものだ。

 さて、そんな「仕来り」が崩壊しつつある。電車の中でバカそうに化粧をする姉ちゃん!「化粧」は化けるのだから、コソコソするものだろうが、一向に気にしない。いくら化けても「心はブス」である。

 立派なスーツを着た男性が、やはり電車でエロ本やマンガ本を読む。情けない。エロ本やマンガを読むな、とは言わない。コソコソ読めよ。でなきゃ、紳士面するんじゃねえ!

 そして議会である。先日は、ある委員会で、副委員長が「我先に」手をあげ、質問をした。普段は質問しない彼が質問したからには「余程、質問したかった」のだろうが、これは「仕来り」に反する。副委員長は委員長の委員会運営を補助する仕事が第一である。したがって、各委員の質問が出揃った段階で「それでも聞く必要がある」自分の地域の問題等に特化すべきが「仕来り」である。

 また、行政視察で先輩議員が「相手先」への配慮でスーツやジャケットを着用しているのに、半袖で首輪(磁気ネックレス)をして参加するなども、最近の若い議員には見られる。また、一番遅く議場や委員会室に入ってくる、又は遅刻するのも「通称一年生議員」であることが多い。「今の若いもんは‥」という年ではないが、民間でも議会でも1年生のうちは「一番先に出勤して、最後に帰る」そんな「仕来り」は通じない世の中なのか‥
 
 議会は、区民の信託を得た議員と、同じ選挙により選ばれた首長の議論すべき「民主主義」の神聖なる場所である。華美なアクセサリーは勿論のこと、男女問わず「仕来り」に合った服装で望むべきである。

 さらには、「破廉恥なプライバシー」も議場という「神聖」な場に持ち込んではいけない。最近、区役所庁舎内や地下駐車場で、それらしき女性との「痴話喧嘩」が度々目撃されている。また、その事に関わる「怪文書」まで役所内外で出回る騒ぎは情けない。この手の話は、ゆっくり奥様と5時以降にしていただきたい。そう出来ないなら「その手」の世界には行かない、それが「仕来り」である。「仕来り」を重んじる私は、そのような「怪文書」を持っていても公開はしない。


 「仕来り」を無視した、売国日教組らの「あなたらしければいい教育」により、我が国は崩壊に向かっている、と言ったら「封建主義者」と罵られるのだろうか。私は、どう思われても、これからも「仕来り」を大切に生きていきたいと思う。

ブログランキング

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へにほんブログ村 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!
 

 

 


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加