2010年09月04日(土) |
2011大田区議会・区長選挙の事情 |
来年の4月で、大田区議会議員、区長が任期切れとなり統一地方選挙で改選となる。そこで、今日現在の立候補予定者などをお知らせしよう。
区長選挙
松原忠義氏:現職 現職2期目の戦いながら、青島幸男(元都知事)状態に区職員からはブーイング。区長支持で分裂気味の自民区議と町会がどれだけ支援するかが鍵?
湯本良太郎氏:区議2期、前自民党(離党) 現職のダッチロールを見ていられず、自民党を離党して立候補を表明。区議会議員以外に社会経験がないこと、祖父が区議会議長、父が大田区指名建設業者というハンデイを克服できるかが鍵だろう。
宇佐美登氏:元衆議院議員(区長立候補については不明) 最近街に出没しているのは、区長選挙狙いか?前回の選挙以降、有力な後援者が離反するなど、いささか苦戦。その衆議院選挙では、平沼赳夫氏に物心両面の支援を受けたが、落選後は一切連絡がなく平沼氏はいささかご立腹!
衆議院選挙や区長選挙では、4万とも5万とも言われる創価学会票が、当落を決める。現状では「現職支持」のようだが、終盤戦で「勝ち馬」が見えてくると、その行方は不確定でもある。
区議選挙
自民党 現職のうち、河津章夫、近藤忠夫両氏が公認申請をしていない。引退か?河津氏はご子息を擁立するとのウワサがあるが、世襲批判とご子息の会社が大田区指名建設業者であることがどう響くか?他の現職15名は公認申請を終了。前回落選の伊佐治氏も区議会自民党をブログで批判しながら、自民党から立候補予定。鈴木章浩都議の地元から1名、海老沢信吉区議(引退)の甥っ子ら最終的には現有議席の18名程度の擁立の見込み。
民主党 区議の田中、柳ケ瀬両氏が都議に当選したため、現有議席は7議席だが、15議席程度の候補者を擁立予定。宇佐美氏の元秘書も民主から出馬予定。ただ、「落下傘」または「突然」候補が多いため、共倒れが危惧される。ほとんど大政翼賛会的な現区議会民主党が、主体性を出せるかは、新人候補の資質にかかっている。
公明党 現有12議席の擁立予定。定年(62才)で引退する区議が多いが、清波貞子氏(元副議長)のみ再出馬らしい。政治的には溝口氏や荒川氏の再出馬のほうが党のためには、よいと思うが‥(公党の人事に口出すな!とのクレームあり。ごめんね)
共産党 現有議席に、都議に転出するも落選した黒沼氏が復帰、また前回落選の福井氏の擁立で9名を公認の模様。
生活者ネットワーク 現在2期目の奈須りえ氏が続投。さらに新人1名を擁立の見込み。奈須氏は 区内全域幅広い支持を集めている。新人との票割りが二名当選の鍵。
緑の党 ドイツも環境政党と紛らわしいが無関係。その思想的背景とは無関係に、自民党的に地元に密着の野呂けい子氏が続投。町会、商店街などでも結構、強い支持あり。
荒木秀樹氏(無所属の会) 現在4期目。「完全無所属」を自慢にしている、元新井将敬代議士秘書。議案に対する賛否は完全に区長与党。地元では大人気らしい。来期も楽勝?
みんなの党 ウワサでは3名程度の擁立らしいが定かではない。永井前区議会議長が「みんなの党へ行こうぜ!」と現職に声をかけているが、真偽の程はわからない。擁立すれば複数当選するだろう。
日本創新党 前回は、中村敦夫グループで落選した馬込の須藤氏が、どうやら創新党から出馬するらしい。中村敦夫氏と山田党首では左右両極端の思想の相違があるが、いいのかしら?
たちあがれ日本 いまのところ、私以外に名乗りをあげている候補はいないようだ。
社民党 現職の西村氏を除名にしたため、現有議席はないが、根強い支持者がいるので1名は公認するだろう。西村氏は復党しないと次は厳しいと思うが‥
以上、概ね65名(今後無所属候補が名乗りをあげるだろうが)が、現在のところ来年の区議選挙に立候補予定であう。定数は50名。議会改革(役人のお墨付き機関を止める)に真剣な候補を是非選んでいただきたいものだ。
議会改革のふり、をする方は実に多いが、何回か委員会でご一緒すると、それが「ふり」であるのは素人でもわかる。
大都会の田舎、大田村役場、大田村議会を改革する4年に一度のチャンスがやってくる。
***「村」と表記したが、全国の多くの村議会のほうが、わが大田村より余程、真剣に議論しており、この書き方は正しくないのだが、あえて自虐的に書いた。志高い村関係者の方々には、お許し願いたい。***
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