2010年08月13日(金) |
議員は区政を新聞報道で知り、区政は報道により改革される? |
今朝、読売新聞朝刊の都民版を読んで「まただよ!」と、相変わらずの大田区のお役人にあきれた。
全国で100歳以上の高齢者の所在がわからなくなっている問題で、大田区でも276名の100歳以上の所在確認を実施している、との報告は10日の健康福祉委員会であった。
その調査過程において、103歳の男性と104歳の女性の所在がわからない、と本日報道発表した、というのだ。
ここで所管である高齢事業課長と、スポークスマンである広報課長は、大きなミスを犯してしまった。それは、報道発表前に「大田区の意思決定機関」たる、議会の所管委員会の委員に、その事実を伝える、という他の自治体では、当たり前に行われていることが出来ない、ということだ。
これが「大田区が23区中、議会が最も低レベル」と申し上げている一因でもある。23区の議会は、一般市に比べると、そのレベルは低いことは、自治体関係者の間では、常識となっているから、その中で最低、ということは「全国一低レベル」と言うことになるのだろうか。
今回は、報道発表で、議員が区政を知った例であるが、反対に、議会でいくら追及しようが、お役人や学校の対応が「頑な」な場合は、反対に、議員が報道にリークして、この対応を変えさせることもある。こいつはイチコロで変わるから面白い!
さて、怒りの電話を女性の高齢事業課長に入れた。しまった!との雰囲気を感じる課長は苦し紛れに「委員長と副委員長には報告しました」と。「嗚呼、なるほどね。どちらの議員も、他の委員に連絡するという配慮が出来る人じゃないから‥」と応じたが、どいつもこいつもである。
管理職の親族の訃報は議員の自宅のファックスに届く。また、議員の知らない大田区のドジが翌朝、新聞に出る、とわかった瞬間、言い訳のように、各議員に一斉メールが届く。今回も事前に、一枚報道資料を送ればよかったのだろうけれど、日ごろの議会軽視の習慣から忘れたのかしら。相変わらず、何度言ってもわからない大田区のお役人さまである。
まあ、今回も「議会軽視」の、大田区の企業文化が具現っしただけのことだが、「議会軽視」をバレないように繕うのが大田区の管理職になる要件じゃなかったのか!
頑張れ!
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