2010年06月10日(木) |
拉致被害者を即刻帰せ!!緊急国民集会@日比谷野音 |
今日は、拉致被害者家族連絡会、救う会などの共催による国民集会と大行進が日比谷野外音楽堂において開催された。
真夏のような炎天の野外音楽堂では、少しでも涼を求めて、日陰となる西側席が人気だった。家族会代表挨拶、平沼議連会長挨拶が終わると、なにやら騒々しくなった。どうやら周辺道路で街頭宣伝活動をしているらしい。
古屋圭二自民党拉致問題委員長の挨拶になると、ますますエスカレート。登壇者は話しにくそうである。こいつは北朝鮮系の街宣か、と聞き耳をたてると「民主党はけしからん!」というような声がする。なんじゃい、仲間か。それにしても、うるさい。
事情を話してやめてもらおう。最前列の来賓席にいたが、場外へ出て声のする国道へむかった。そこで事情がやっとわかった。登壇者が乗ってきたのか、または大行進参加のためか、「民主党」と大書された街頭宣伝車が路肩に駐車し、それを見つけた民族派の活動家たちが、その前後と側面に合計3台のの街頭宣伝車で取り囲み、大音量のスピーカーで威圧していたのだ。
さっそく、指揮者らしい人物に「横田めぐみちゃんのお母さんの訴えがあるのだが、聞こえない。音量を下げて欲しい」旨依頼した。すると、すぐさまスピーカーから「めぐみちゃんのお母さんが話すから中止!」と、声がした。何度も同様の経験をしているが、このタイプの人々は、見かけは些かたじろぐが、筋を通せば、すぐさま止めてくれる。
続いて、民主党の宣伝車に乗っていた2人に「あなたたちがいると街宣が止まらない。よそへ行ってくれ」と頼んだ。こちらは、逆に、どうも聞き分けがなく、「仏頂面」で、わかったのか、わからないのか。どうせ、日当もらって来ている労組の派遣組合員だろう。早くどけ!
街宣の音もやみ、また野外音楽堂に戻ると司会者から「急遽、菅総理が面談してくれることになりました。」と報告があり、横田めぐみちゃんのご両親ら5名が集会を中座して総理官邸に向かうことになった。
家族会の訴えでは「私たちは誰を頼ったらいいんですか?」「何人の総理、外務大臣にあったら解決するのですか」「私たちは、国民の生命を守る軍隊を持っているじゃないか。なぜ、使って拉致家族を助けてくれないのだ」「民主でも自民でも、国民を助けれない国会議員は全員辞めて欲しい」など、切実な、そして、政権に対し厳しい意見が続出した。
はたして、北朝鮮拉致実行犯の釈放嘆願書に署名までした総理大臣に、本気で北朝鮮と対峙する気持ちがあるのだろうか。今回の突然の面談も、参議院選挙向けのパフオーマンスに過ぎないと思うが‥テレビで流れた、菅総理の背広に着いた「突然のブルーリボン」が象徴的である。そういえば、どこぞにも、ファッションでブルーリボンバッチを着けている議員がいたな。
一同は、その後、外務省、財務省、国会、総理官邸へ大行進を行ったが、野音の壇上には大勢いた拉致議連の国会議員さんたちは、その隊列には見受けられなかった。最後まで歩かれたのは、西村真悟前衆議院議員だけだ。
金正日、早く拉致家族全員を返せ!菅総理、本気で取り組む気があるのなら、完全経済制裁を実施しろ!
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