いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2010年05月07日(金) それでも京急蒲田駅には停めませんby京急社長

 普段はのんびり「好き勝手なこと」を書いているブログがたまに炎上する。過去には「本宮ひろし先輩(空自生徒)」の歴史考察が可笑しいマンガについて、または、イラクで捕虜になった日本人の問題、台湾正名運動での現地での出来事、など、それぞれ、支持する方々から、とてつもない量のアクセスがあって、その都度、楽しませていただいたものだ。

 今回の、京浜急行蒲田駅通過問題は、直接議論をした、交通問題調査特別委員会のメンバーでもないのに、インターネットで発信している議員が、極めて少ない大田区議会では、私と、黒川議員(民主)、野呂議員(緑の党)、清水菊美議員(共産党)の4名に、ネットでの反論が集中してしまった。(野呂、清水議員は、その後削除)

 前回落選した、自民党のいさじ剛氏も反対のブログを書かれていたが、議員全員反対の長い議論の過程に参加していない故か、コメントがさほど多くないためか、冷静にそれぞれのコメントに回答をされていて、好感をもたれているようだ。

 では、発信していない人々、区議は???結局、対外的には「敵対を避け」「良い議員」「物分りの良い議員」を装うことが、次回の当選には重要であることを実践されている、賢者であるのか。このような「ネット攻撃」の結果、地方議員から国会議員まで、「当たり障りのないことを発信するHP」を作るか、そもそもHPを持たないという選択の議員が多いことは、真に残念なことである。

 さて、数少ないHPで発信している大田区議会議員として、「京急問題」の現状をお知らせしよう。

 本日、大田区および、大田区議会議長宛てに京浜急行の幹部が起こしになった。「予定通りのダイヤを発表します」との「通告」のためである。

 それを受け、大田区長は京急社長宛てに「要請」を行い、区長、議長、区民団体は連名で「抗議声明」を発表した。まあ、いずれも、この期に及んで哀れ、としか表しようがない。京急ファンの皆さん、ご安心あれ。予定通りですぞ!

抗議文などはこちらから

京急石渡恒夫社長からの大田区議会永井敬臣議長への回答書

(慇懃無礼かつ、申し入れ内容には、一切触れていない、内容のない「役所よりもお役所的」な文章には脱帽!立派である。)

平素は、当社グループの事業に格別のご理解、ご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。まず、このたびは、5月16日に予定しておりますダイヤ改正に関し、事前説明、報告等が不十分なため、永井議長様をはじめ大田区の関係の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたことにつきまして、深くお詫び申しあげます。
今回のダイア改正は、京急蒲田駅付近連続立体交差事業の上り高架化にあわせて、さらなる安全・安定輸送の向上を図るとともに、羽田空港アクセスをはじめとして当社全線の利便性向上と混雑緩和を図るため実施するものでございます。
これによりまして、国際空港としての羽田空港の発展と空港線をはじめとする沿線価値の一段の向上に貢献することを目指すものであります。何卒々々、事情をご賢察のうえご理解を賜りたいと存じます。
今後とも、当社連続立体交差事業の着実な推進、羽田空港のアクセス向上はもちろんのこと、沿線の皆様にとりまして、より安全で有益な交通ネットワークの構築に全力で取り組んでまいる所存でございますので、引き続き、ご指導、ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


松原忠義大田区長の京急石渡恒夫社長への再度の要請文

このたび、5月16日に実施するダイア改正においては「新エアポート快特」の京急蒲田駅停車の要望に対応することが困難であるとの回答を貴社よりいただきました。京浜急行線連続立体交差事業を協力して進めてきた当区としては、これを容認することはできないことを改めて明らかにするものです。「新エアポート快特」の京急蒲田駅停車を、将来の検討課題に先送りすることなく、速やかにこれを実現するための所要の措置を講じられるよう再度強く要請いたします。
また、今後当区が京浜急行連続立体交差事業を進めていくにあたっては、京急蒲田駅への優等列車停車や沿線まちづくりの諸課題について、貴社との調整を行うことが極めて重要になることから、新たに協議の場を設けることといたしたく、このことについて対応方要請いたします。

(↑いままで協議の場もなく、調整もしていなかった、と大田区長名で公開したことは、これまた情けない!)


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