いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2010年01月15日(金) 嗚呼、海自インド洋から撤退!どうなる日本

 本日、ブレる防衛大臣がインド洋に派遣されえちる海上自衛隊派遣部隊に撤退命令を出し、わが国はテロとの戦いから退くことになった。海上自衛隊は平成13年12月から一時中断をはさんで8年間、12カ国に939回、約51万キロリットルを給油した。その派遣規模は、艦艇延べ73隻、延べ約1万3000人というもので、数字の上では海上自衛官の3人に一人が派遣されたことになる。


 それが、亡国政権「民主党」の3ご英断で、撤退となった。はたして、影の総理たる小沢幹事長はどう思っているのだろうか。彼は、奥様に子供を4人産め、と語った話は有名である。

 一人は政治家に、3人は陸海空の各自衛官にする、ということだったらしい。実際には、3人のお子さんのうち一人を、早稲田大学を卒業後、海上自衛隊幹部候補生学校に入校させており、2等海尉で退官している。シーレン防衛と日米同盟は小沢氏の持論でもあったので、海自を選択したのは「らしい」なと思って覚えがある。

 また、小沢氏は著書「日本改造計画」の中で次のようにも語っているのだ。

一人前の国家として国際的な安全保障に協力できず、資金提供だけでお茶を濁そうとするとこういうことになってしまう。(湾岸戦争を指す)韓国やフィリピンは要員を派遣してそれなりの評価を受けた。日本はどんなにカネを出しても尊敬されなかった。それが国際政治の冷厳な現実である。

戦争終結後、ある自衛官が実際に最前線で戦った米軍将校と議論したときのことである。日本の果たした役割について話が及び、自衛官は「日本は人員こそ出さなかったが、国民一人当たり百ドルものカネを出した。」と日本の貢献を力説した。(中略)ところが、米軍将校から「それじゃ、私があなたに百ドルあげるから、私の代わりに戦ってくれよ。」と切り返され、返す言葉がなかったという。私が、その自衛官から聞いたエオピソードだが、人的協力と資金協力の決定的な質の違いを端的に示している。

 なんだ、わかってたんだ!!!この頃の小沢党首(自由党)は、実に魅力ある政治家だった。

 で、明日からはわが国は、国家存亡の基本であるシーレーンの「防衛」をカネも人も出さずに、他国に委ねることになる。一説によれば、中国が洋上給油を行う準備があるそうだ。

 鳩山、小沢の中国詣でに始まり、ついにわが国は、中国の属国になるのだろうか。

 炎熱のインド洋で、わが国の国益と、国家の名誉のため黙々と任務に精励された海上自衛官の皆様に敬意と感謝を申し上げる。




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