2009年10月08日(木) |
平均人件費年901万円@大田区立伊豆高原学園 |
今日は決算特別委員会の都市整備費と教育費の審査である。まずは、質問前に次の二点を発言した。
1.私の一般質問で指摘した区役所内の執行部によるイジメなどにつき、その本質を調査するのではなく「誰がいぬぶしにちくったのか」という、極めて稚拙な調査が管理職によって行われていることは遺憾である。自らの保身や、ゴマすりに終始するこれらの役人を我が国の日本語では「木っ端役人」と呼ぶ。私は、このような木っ端役人には用はない。反面、昨日から泊りがけで、台風18号の被害から大田区民を護っていただいている、特別出張所長をはじめ、防災課、まちなみ整備、関係職員の皆さんには、心より感謝を捧げる。
2.私の質問をめぐり、一部木っ端役人や議員らが「誰かの指示」で行っているだの「裏に誰かがいる」という、極めてバカらしい発言、文書を配布している。私は、昭和31年12月2日に産まれて以来「人の話」を聞いたことがない事が自慢である。ましてや、誰かに頼まれて質問することなどありえない。お前らと違う、くだらないウワサを流すな!と申し上げておきたい。
都市整備費については、「住民参加を装った大田区のまちづくり」「区長の人脈により専門的知識ありとして採用された、専門的知識もなく過去の経験だけで仕事をする東京都の天下り課長」について質問した。
まあ、答弁は毎度のことで書くに値しない内容だった。民間出身を標榜する区長になっても、民主党政権になっても、強い結束の痴呆自治いや変換ミス、地方自治は不滅である。
次は、平成23年度に改築が決まっている、伊東市にある大田区立伊豆高原学園職員について質問した。ここは、大田区立小学校が移動教室に使うことが主たる目的の施設である。
昨年度は、年間106日間区立学校が使用した。残り259日は、公務員たる職員は何をしているのか?そのほとんどが、伊東で現地採用された「給食調理員」である。区内の学校では、民間委託がすすんでいるが、伊東に生活基盤がある職員を大田区の転勤させられない(そんなことはあるもんか!)で、やむなく雇用しているのが実態である。
はたして、その人件費はどうか。
伊豆高原学園に勤務する大田区公務員は兼務を入れて8名である。伊豆高原荘と兼務の職員の年間人件費(社会保険、年金事業者負担含む)は、な、なんと年額1102万6620円である。
給食のおばさんを主とする、伊豆高原学園職員7名の人件費は、一人当たりなんとこれまた、901万9712円という額である。事業者負担の法定福利厚生費を除いても、一人756万円は、年間106日調理をする仕事、それも、伊東という物価と人件費の安い場所での仕事としてはどうだろうか。
そして、この職員さんたち平成23年から、この施設の建替えを行うのだが、その間はどうするのだろうか。最高裁判所判例によれば「職場がなくなった場合の分限免職は適法」とされている。が、心優しい大田区管理職、執行部の皆さんは、なんだかんだと理由をつけて、この方々の「雇用を死守」するのだろう。
ときまさに民主党政権。行政刷新担当大臣は自治労組織内候補。よかったね!国民の生活第一の影に隠された「地方公務員と日教組が第一」の政権交代!
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