いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2009年09月07日(月) メタボ自衛官、持久走6位!

 航空自衛官(たぶん他の陸、海も)は、年1回の体力検定が義務づけられている。どんなに勤務成績が優秀でも、この体力検定の成績が振るわないと昇任に影響する。そこが一般の公務員とは違う「戦闘集団」ならではの制度だろう。

 以前は、種目も多かったのだが、今回は3種目のみ。腕立て伏、腹筋、3000メ−トル走だ。いずれも、若かれしころは得意中の得意だった種目3である。予備自衛官は、階級による給与格差はない(陸の即応予備は、格差がある)が、やはり、上位入賞を狙ってしまうのが性である。

 2班にわけての3000メ−トル走で、いつものように1000メ−トル全力疾走。これは、根性がないので、後から抜く、という行動ができないため、最初におもいっきり走って、他者の戦闘意欲を失わせ、あとは何人に抜かれるか、という戦術である。今回は、5名に抜かれて、6位だった。

 食後は、基地クラブで懇親会。現職隊員と予備自衛官が一同に会して、訓練を振り返り、懇親をはかるものだ。(もちろん、全額、私費である!)司会は、いつのころか、私の仕事になってしまった。

 普段は、基地司令などVIPも参加されるのだが、今回は、入間基地で開催されている、航空団対抗持久走大会応援のため、欠席。そのかわり気を使わない宴となった。



 懇親会終了後、基地クラブに残っていると、明日から米軍との訓練にアラスカに出発する、若いパイロットと整備員のグル−プに出会った。底抜けに明るい彼らは、政権がどうなろうと、「粛々」と、国を守る任務をこなしている。

 新たな政権には、この防人たちが働き易い環境をぜひとも作って欲しいものだ。政権をとったからには、防衛にも「反対」ばかりしていられない現実を理解しなければ「次」はないよ!特に、瑞穂ちゃんのチ−ム!


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