いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2009年07月16日(木) さすが武士の商法by東京都水道局

 少しばかりロゴマ−クが違っていた、との理由で新品の作業服の「下水道局」という名札を3400万円もの税金で作り直させたバカ下水道局が話題になった東京都の公営事業。今日のお笑いは、水道局である。

 知人が教えてくれたネタであるが、事実確認をしたらそのとおりだった。電気、ガス、水道、電話などの所謂公共料金のうち、お役所が経営しているのが水道である。料金の支払いについて、普通に払っていると何等変わりはないのだが、一たび遅れると、ああやっぱりお役人の経営だ、ということがわかるのだ。

 試しに、水道やガスが止まらない程度(1ケ月)ほど、料金を支払わないでみて欲しい。そして、1ケ月後、近所のコンビニに出かける。すると、NTT、東京ガス、東京電力は、何の問題もなく支払ができる。ところが、なんと東京都水道局だけは「期限が過ぎているのでお取り扱いできません」と断られる。

 あわてて、長蛇の列の銀行に行く。すると、窓口の慇懃無礼なお姉ちゃん(失礼)が、「期限が過ぎていますので、督促状か、水道局に電話してから再度おこしください」と、これまた冷たくあしらわれる。金を払うと言っているのに、この始末。

 ところが、銀行もいいかげんで「先ほど、水道局の鈴木さんに電話しておきました」と言って、期限が過ぎた納付書を出すと、簡単に受け付けてくれる。鈴木さんでなくても、山田さんでも誰でも大丈夫だ。ただし、犬伏ではどうだろうか…窓口のお姉ちゃんに聞くと、銀行のシステムでは収納できるのだそうだが、東京都水道局から「確認をするよう」言われているのだそうだ。何を?

 そうやって意味のない仕事を作らないと、人員が余ってしまうのだろうな、きっと。流石、武士の商法である。


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